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2018年11月19日 (月)

落語につぶやき 299~七五三

土曜日の黒門亭で聞いてきた文雀さんの「七五三」だが、
落語事典で振り返ってみた。それが載っていない。
金馬師匠から教わったとのことだったけど、新作?
八つぁんがご隠居さんに蜀山人の狂歌を教わって、
それで上手くいくのとやり損うのとオウム返しの噺であり、
印象としてはよくある古典落語の展開だが、どうなのか?
ネットでいろいろ検索してみたが、結局、よくわからず。

蜀山人の狂歌が、「今朝(袈裟)拾い 頃も(衣)霜月十五日
坊っちゃんの年も 数珠の数まで」という、袈裟・衣・数珠を
詠み込んで、七五三の祝いに百八つまで長生きすると
おめでたく詠んだ狂歌なのだが、七五三に坊さんの包みを
拾ってしまったものだから近く坊さんの世話になるものかと
縁起の悪いことを気にしていたのだけど、読み方しだいで
考えはすっかり変わるのである。八つぁんは調子に乗って、
還暦の祝いにまたこれをやったのだが、数珠を数えたら、
門徒の数珠で五十四しかなかったとこれでは足りない。

もう一つ出てくる言葉で「本卦還り」だが、還暦のことで
干支が一回りし、生まれた年と同じ干支になることである。
干支とは、十干と十二支を組み合わせたものであり、
十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)
十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組み合わせで
六十年に一度、同じ干支が巡ってくる。還暦を迎えると、
生まれ変わったという意味で赤いものを羽織るのである。

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