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2019年1月24日 (木)

ヴァレリー・アファナシエフ 7

アファナシエフでベートーヴェンのピアノ協奏曲全集
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
ユベール・スダーン指揮モーツァルテウム管弦楽団
2001年12月12,13日にモーツァルテウムで収録。
通常37分ほどのところを41分弱で演奏しているので
それほど極端に遅いということも思わないのだが、
このスローテンポでも重い印象にならないのには、
オーケストラが歯切れよく、軽めの響きでいきいきと
ゆっくり進むので、表情付けも自然と様々に可能だが、
そうした全体像が大きく作用していると思う。一方で
アファナシエフはより一層、力強い響きを鳴らし切り、
ベートーヴェンのハ短調を全面に押し出している。
するとあまりの荘厳さにこちらも圧倒されてしまうが、
この作品の性格を極限まで引き出した結果である。
ここまでするか?という問題は、聞く側の好みでも
好き嫌いはあろうけど、そこはアファナシエフである。
このテンポ感覚で逆にもっと繊細に柔らかい響きで
アファナシエフが弾いていたら、どうなっていたかと
それは関心がある。2001年の時点ではこうだった。

OEHMS OC513

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