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2019年2月 6日 (水)

2月6日の感想

プッチーニの「トゥーランドット」を長く聞いていなくて、
かなり久しぶりに聞いてみようと思っているのだが、
「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」で
ウィーン国立歌劇場で「トゥーランドット」を鑑賞中の
オーストリアの首相が、シンジゲートの暗殺者に
襲撃される場面があり、第2幕の後半で暗殺者が
狙撃の準備をはじめ、ここで「誰も寝てはならぬ」の
メロディが最初に少しだけ流れるが、イーサンが
イルサ・ファウストの姿を発見する。この旋律が、
映画全体を通して、イルサのテーマとなっている。
ロンドンの駅でイルサに再会する場面や最後の
ソロモン・レーンを捕え、イルサとの別れの場面で
やはり「誰も寝てはならぬ」のメロディが流れる。
第3幕に入って、カラフが「誰も寝てはならぬ」の
アリアを歌っている最大の盛り上がりのところで、
首相が狙撃される。その直後、上演は中止され、
歌劇場は封鎖となるのだが、ここは前半の山場。
歌劇の進行、音楽の展開と劇中の首相の暗殺が
ぴったりとはまって、実に上手い演出で最高だ。
映画前半でイーサンがシンジケートに捕らえられ、
はじめてイルサが現れるシーンでは、謎の存在で
「誰も寝てはならぬ」の旋律が不安げな印象で
挿入されている。イルサが振り返り、はじめて、
イーサンが顔を見る瞬間のことで、緻密な映像。

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