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2019年5月 9日 (木)

落語につぶやき 301~たぬき

五代目小さん師匠の「たぬき」の噺を聞いていると
落語でよく耳にする昔の言葉がいろいろ出てきて、
「気散じ」とか、以前に調べて知っていたのだが、
すっかり忘れてしまって、意味を調べて、もう一度。


「独り者の気散じ」
気散じというのは、「気楽な」とか「気ままな」で、
罠にかかった子狸を逃がしてやって、子供たちに
小遣いをやったために無一文になったものだから
独り者の気軽さで、その晩はそのまま寝てしまう。


「昔気質の一刻者」
一刻者とは、頑固者とか、信念を通す人のことで
子狸がおかみさん代わりでお世話をするといい、
気持ちだけで十分だからもう帰ってくれというと
親狸は昔ながらの一刻者で、恩返しをするまで、
帰ってくるなといわれたという。律儀な狸である。
恩返しをしない狸は人間同様という、許されない。

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