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2019年5月28日 (火)

ヤープ・ファン・ズヴェーデン 5

ヤープ・ファン・ズヴェーデン指揮香港フィルハーモニーで
ワーグナーの楽劇「ラインの黄金」から第3場と第4場。
2015年1月22,24日に香港文化センターのコンサートホール。
早くも香港フィルハーモニーの音色にも慣れてきたかも
という感じで、昨日よりもかなり印象はよくなってきている。
地底のニーベルング族が登場するこの第3場の世界観が、
私は好きでたまらない。不気味なところもあり、恨みや呪い、
アルベリヒの悪意に満ちた独特の音楽に仕上がっている。
ヤープ・ファン・ズヴェーデンはゆったりとした流れの中で
細やかなところにまで丁寧に精妙な表情付けを行っており、
今日のワーグナー表現では理想の仕上がりだと思うけど、
荒々しさや混沌とした濁りを持ち込んでももう少し変化や
メリハリを出してくれると輝くところはさらに眩しく、暗黒は
深い闇に陥り、聞きやすく、面白くなるような気がする。
洗練されて美しい響きだが、少々平坦な印象がある。
次回は来月、楽劇「ワルキューレ」を聞いていきたい。

NAXOS 8.660374-75

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