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2019年6月20日 (木)

ヤープ・ファン・ズヴェーデン 8

ヤープ・ファン・ズヴェーデン指揮香港フィルハーモニーで
ワーグナーの楽劇「ワルキューレ」から第3幕を聞いている。
2016年1月21,23日に香港文化センターのコンサートホール。
一段と力強くなって、すごい迫力であり、響きも重厚になった。
第1幕の印象からすると見違えるような、それは言い過ぎか。
最後の第3幕ですべてを出し切っているような達成感がある。
特別な個性や主張で存在を示すようなオーケストラではなくて、
音楽に誠実に向き合っているのがよく伝わってくるのだけど、
ここでは動きも非常によくなって、勢いやその場の興に乗って、
表現の中でそれが、大きな効果を上げていることに気付く。
精妙に描き込んで進めてきたヤープ・ファン・ズヴェーデンも
ここで一歩踏み込んで、長い指環の物語で前半の山場であり、
大きな展開を生み出しているような。第3場のウォータンの
ブリュンヒルデとの告別の場面など、最高の喜びであった。
ここはいつも感動的なところだが。「ジークフリート」に続く。

NAXOS 8.660394-97

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