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2019年7月 4日 (木)

ヤープ・ファン・ズヴェーデン 14

ヤープ・ファン・ズヴェーデン指揮香港フィルハーモニーで
ワーグナーの楽劇「神々の黄昏」から第3幕を聞いている。
2018年1月18,21日に香港文化センターのコンサートホール。
乙女たちのいるライン河のほとりに黄金(指環)は戻ってきて、
様々な人(神)の手に渡り、長い旅を終えようとしているが、
いまさらいうまでもないけれど、ワーグナーのこの構想が、
やはり類を見ない偉大な存在であり、そこに感動がある。
第2場でのジークフリートが記憶を取り戻していく過程は、
音楽は非常に清々しく、繊細な表情を見せる場面であり、
透明感のある音色だが、ヤープ・ファン・ズヴェーデンは、
そこに力強い推進力も持ち込んでそれは素晴らしい展開。
ハーゲンがジークフリートの弱点である背に槍を突き立て、
その驚きを伝えるところでの深い響きには衝撃を覚えた。
後半へと進み、ブリュンヒルデの自己犠牲から終曲でも
音楽の流れのよさで、もちろんそこでも力強い響きであり、
シンフォニックな彫りの深さは、演奏会形式の強みかと。
香港フィルによる「ニーベルングの指環」を聞いてきたが、
「ジークフリート」とこの「神々の黄昏」が特によかった。

NAXOS 8.660428-31

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