« バイロイト音楽祭1958 | トップページ | バイロイト音楽祭1958 »

2019年7月31日 (水)

バイロイト音楽祭1958

バイロイト音楽祭1958から楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮で第2幕を聞いている。
1958年7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
この時代の演奏に関していうとサヴァリッシュのワーグナーは、
ベームの音によく似ていて、引き締まった響きと厳格な進行で
ゆったりと鳴らしている印象はなく、力強い楷書体の音楽には、
強い衝撃を受けるのである。第2場の冒頭、トリスタンの登場、
そして第3場で二人の密会が明るみになり、マルケ王の軍に
取り囲まれるところでの不思議なぐらいの豪快な盛り上がりで、
これは一体、何なのかと圧倒されてしまった。それがあるから
第3場のマルケ王のモノローグはますます感動的なのであり、
この第2幕は名場面なのだけど、深く引き込まれてしまった。
イゾルデはビルギット・ニルソンであり、そこに第2場で加わる
トリスタンはウォルフガング・ヴィントガッセン、第3場になって、
マルケ王はヨーゼフ・グラインドルという、モノラル録音ながら
その歌があまりに凄いのはこの音質でもハッキリ伝わってくる。

ORFEO C 951 183 D

|

« バイロイト音楽祭1958 | トップページ | バイロイト音楽祭1958 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« バイロイト音楽祭1958 | トップページ | バイロイト音楽祭1958 »