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2019年7月 3日 (水)

ヤープ・ファン・ズヴェーデン 13

ヤープ・ファン・ズヴェーデン指揮香港フィルハーモニーで
ワーグナーの楽劇「神々の黄昏」から第2幕を聞いている。
2018年1月18,21日に香港文化センターのコンサートホール。
やはりかなりの重めな音に仕上がっており、この四年間で
香港フィルも変わったと思うのだが、気のせいであろうか?
ヤープ・ファン・ズヴェーデンが求める歌わせ方や表情付けと
オーケストラのバランスがちょっとかみ合うだけでその効果は
大きく変わってくるのであろう。濃密な響きで音楽もより充実。
ハーゲンとグンターで歌声も重厚だが、第2幕は盛り上がる。
そこでの金管の炸裂でここでの演奏の主張と存在感がすごく、
この指環の株が一気に上がった。演奏会形式での収録であり、
舞台に流されることがなく、いろいろなことを試せるというのも
大きな要因かもしれないが、シンフォニックな響きに感動した。
第2幕はとにかく濃厚に盛り上げるだけ盛り上げて、その後、
第3幕では目の覚めるような透明感に期待して、注目である。
しかしその前に第2幕第5場でのハーゲンの企みによって、
ブリュンヒルデがジークフリートの弱点を漏らしてしまう場面、
その緊迫感は凄まじく、リアルな感触には釘付けとなった。

NAXOS 8.660428-31

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