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2019年8月31日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「恐竜はなぜいないのか?」
恐竜は絶滅したと思われているがいまも生きている。
すべての鳥が恐竜である。生命の進化において、
脊椎動物が枝分かれをして、その中の爬虫類が
さらに枝分かれした先に恐竜がいる。そして恐竜は
鳥盤類と竜盤類に分かれ、竜盤類に鳥が含まれる。
骨格に特徴があり、体から脚が下向きに生えており、
恐竜と鳥は共通である。羽毛の生えた恐竜の化石が
発見され、鳥は恐竜であると考えられるようになった。
6600万年前に隕石が地球に衝突し、環境が変化して、
恐竜は絶滅したが、鳥類は耐えて、生き続けている。


「ラグビーで得点を決めたのになぜトライなのか?」
得点への挑戦権を得るという意味であった。現在は
トライで5点入り、さらにコンバージョンキックを決めると
2点追加される。19世紀のイギリスでラグビーは誕生し、
ボールを手に持ってプレイするラグビー校のルールが
ベースとなったが、当時はトライでは得点にならずに、
コンバージョンキックでのみ得点となっていた。しかし
トライを決めてもキックが外れ、なかなか得点にならず、
トライでも得点が入るように改定され、点数も上がり、
1992年以降は、トライで5点入る規則となっている。


「水道の蛇口はなぜ蛇の口なのか?」
明治20年に横浜で、はじめて水道の共用栓が作られた。
イギリスから輸入されたものであり、口はライオンであった。
明治31年、東京ではじめて日本製の共用栓が導入され、
口は龍でできた龍口(たつくち)であった。柱の部分が、
蛇腹の柄になっており、蛇体鉄柱式共用栓と呼ばれて、
その口であったので、「蛇口」といわれるようになった。
カランというのは、オランダ製の蛇口で鶴の首の形であり、
オランダ語で鶴のことをカランというところから来ている。


「なぜ探し物すると独り言をいうのか?」
子供に戻る退行現象である。子供は脳が未発達なため、
声に出して物事を考える。大人も強い不安を感じたとき、
退行現象を引き起こし、退行現象は脳の活性化をして、
記憶を呼び戻す効果があり、思い出しやすくしてくれる。

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2019年8月30日 (金)

バイロイト音楽祭2011

バイロイト音楽祭2011からアンドリス・ネルソンス指揮で
歌劇「ローエングリン」より第3幕を聞いている。
2011年8月14日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
アンドリス・ネルソンスはいきいきと流れよく音楽を進めて、
それが最大の魅力ではあるのだが、勢いに乗りすぎたか、
舞台の方が遅れ気味であり、第1場の婚礼の場面でも
合唱が噛み合っていない。追いついていない気がする。
続く、ローエングリンとエルザの対話の場面で、エルザが
名前を問うてしまうところ、どうしても力が入るのだろうけど、
アネッテ・ダッシュも遅れる。重要なところで、その点では、
クラウス・フロリアン・フォークトは息もぴったりなのであり、
楽に声が出ている印象があって、いくらでも対応できそう。
独特な雰囲気のあるローエングリンであり、素晴らしい。
ここでの最大の特長といってよく、爽やかなのを越して、
繊細すぎるほどであり、これで騎士なのかと思ってしまう。
パルジファルも歌っているがそちらの方が合っていそうだ。
しかしこの第3幕では、クラウス・フロリアン・フォークトを
聞いているだけでも価値があって、その歌声に浸って、
あまりの魅力には、あっという間に時間が過ぎてしまう。
来年のバイロイト音楽祭ではついにジークムントを歌う。
追手から必死に逃れる第2幕とかはよさそうである。
「ローエングリン」を堪能した。白鳥の音色が実にいい。

OPUS ARTE OA CD9034D

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2019年8月29日 (木)

バイロイト音楽祭2011

バイロイト音楽祭2011からアンドリス・ネルソンス指揮で
歌劇「ローエングリン」より第2幕を聞いている。
2011年8月14日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
「ローエングリン」のこの第2幕は大好きである。前奏曲から
不気味な響きのおどろおどろしい空気に引き込まれてしまうが、
第1場で強い恨みを訴えるテルラムントは強烈な存在であり、
それを陰で操っているのが妻のオルトルートで、ふたりで歌う
復習の二重唱は迫力だ。ワーグナーの独特な世界観であり、
こうした恨みの込められた音楽は最高である。後の指環でも
アルベリヒやハーゲンに関するところで重要な要素となる。
テルラムントはユッカ・ラシライネンが歌って、バイロイトにも
長年、出演していたが、トマーシュ・トマッソンの代役らしい。
2005年のオランダ人でバイロイトに初登場、その翌年から
アンフォルタスを2年、クルヴェナールで4年間、出演して、
2015年には再び「ローエングリン」でテルラムントを歌った。
どうも私は「ローエングリン」のテルラムントでいいと思うと
その歌手のファンになる。テルラムントを歌っている人は、
クルヴェナールやアルベリヒで指環に出ていることも多い。
一方のオルトルートはペトラ・ラングで、こちらも有名人だ。
2005年にブランゲーネで初登場だが、オルトルートを経て、
2016年から今年までの4年間は、イゾルデを歌っていた。
いま調べたら来年の予定が発表されて、新演出の指環で
ブリュンヒルデになっている。でも「ワルキューレ」のみで
「ジークフリート」ではダニエラ・ケーラー、「神々の黄昏」は、
クリスティーネ・ゲルケとそれぞれ別の歌手が歌うらしい。
ちなみに「タンホイザー」は、アクセル・コーバーが復活で
ゲルギエフのバイロイトの出演は一年で終わった。残念。
今年の「タンホイザー」で成功すれば、この先、他の演目も
発展していくのではないかと期待したのだが、まあ無理か。
来年は、最後の8月30日に第9の演奏会があるらしい。
マレク・ヤノフスキの指揮が予定されている。素晴らしい。

OPUS ARTE OA CD9034D

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2019年8月28日 (水)

バイロイト音楽祭2011

バイロイト音楽祭2011からアンドリス・ネルソンス指揮で
歌劇「ローエングリン」より第1幕を聞いている。
2011年8月14日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
アンドリス・ネルソンスは2010年から2014年まで5年連続で
「ローエングリン」を指揮して、ハンス・ノイエンフェルス演出の
このシリーズの2年目の録音である。2011年は、7月27日、
8月2,8,14,20,26日の6回上演されて、4日目の公演となる。
ちなみに最後の年の2015年は、アラン・アルティノグルに
交代したのだが、バイロイトへの登場は2015年のみだった。
アンドリス・ネルソンスの指揮は、音の鳴り方が自然であり、
音がよく通って、無理に出している感じがなく、独特の魅力。
いきいきと音楽が躍動し、隅々までしっかり描かれているが、
たっぷりと豊かに響いて、聞いている側の充足度というのが、
極めて高いように思われる。ローエングリンを歌っているのは、
クラウス・フロリアン・フォークトで、そちらも大きな魅力だが、
2010年は、ヨナス・カウフマンの登場で話題になったけれど、
バイロイトへはその一年で終わってしまった。エルザの方は、
アネッテ・ダッシュがずっと歌っており、さらには今年(2019)、
ティーレマン指揮の「ローエングリン」でも再び出演している。
しかしそれにしても白鳥に導かれてローエングリンの登場で
クラウス・フロリアン・フォークトの清々しさは圧倒的であり、
音楽もまた滑らかに清らかな音色を奏で、これは感動する。

OPUS ARTE OA CD9034D

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2019年8月27日 (火)

パーヴォ・ヤルヴィ 3

パーヴォ・ヤルヴィの指揮によるパリ管弦楽団で
シベリウスの交響曲 第6番 ニ短調 作品104
そして同じく 交響曲 第7番 ハ長調 作品105
2014年1月29,30日にパリのサル・プレイエル。
パリ管弦楽団でのシベリウスを収録順に聞いている。
パーヴォ・ヤルヴィの解釈は独特で、かなり明るく、
ニ短調となっている第6番も喜びにあふれている。
ディテールの響かせ方も個性的な表情を作りだし、
勢いのあるアクセントと熱気もある音楽の進行で
こういう演奏は聞いたことがない。既存の演奏で
これまでの概念に捉われずに全く新しいような、
自分の音楽を作ってしまうところが素晴らしい。
発想として刺激的な部分と一方の完璧な美観で
研き抜かれた音楽を聞かせる、そのバランス感、
多様さをまとめ上げる構成力はいかにもの印象。
第7番もここで存在している要素を通常以上に
拡大して描き出し、非常に豊かに描かれるのだが、
交響詩のような展開で、この上なく面白く聞ける。
画期的な演奏だ。発見に満ちて、全く驚かされる。

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2019年8月26日 (月)

横浜の風景から 551~総持寺

大黒町から鶴見駅まで戻ってきて、
駅の反対側の総持寺に行ってみた。
有名なお寺だが、これがはじめて。


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総持寺三門。阿吽の仁王像。

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総持寺仏殿で大雄寶殿。

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石原裕次郎のお墓にお参り。

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総持寺大祖堂。千畳敷の本堂客殿。

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横浜の風景から 550~横浜いちご

東京ストロベリーパークのいちご狩りに行ってきた。
鶴見区大黒町の横浜火力発電所内にある。
横浜なのになぜ東京なのか?東京電力だから?
東京電力から現在はJERA(発電会社)に変更。


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常に予約はいっぱいでやっと来ることができた。
一か月先の予約だが、今日だけ空いていた。


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後ろに見えるのが火力発電所で、その前に
いちごの温室がある。チケットをもらって温室へ。


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冬は発電の廃熱利用で温室内を温めているのか。
夏はオール電化で空調の効いた快適な温室。

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2019年8月25日 (日)

キース・ジャレット 17

1976年のキース・ジャレットを聞いている。
ECMのThe Survivor's Suiteであり、前半と後半で
つまりLPの裏表だが、48分間に及ぶ即興演奏である。
1976年4月にルードヴィヒスブルクの音響スタジオで収録。
デューイ・レッドマン、チャーリー・ヘイデン、そして
ポール・モチアンが参加するアメリカン・カルテット。
ゴンサロ・ルバルカバを聞いてきて、ジャズ熱が復活し、
キース・ジャレットを年代順に聞いていくのを再開した。
1960年代から1975年まで進んでいたのだが、調べたら
2012年から7年間、放置してしまった。私はずっと後の
1990年代のキース・ジャレットで、好きになったのだが、
この1970年代も本当に素晴らしい。実験的というか、
なんでもありの極端な多様性は、とにかくすごい音楽。
後半の滅茶苦茶になって、かなり壊れている感覚は、
何とも圧倒されて、破壊の裏返しって感動なのである。

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2019年8月24日 (土)

金沢まつり 花火大会

金沢まつり 花火大会に行ってきた。
花火は八景島の方角で打ち上げられて、
海の公園の砂浜で間近に見ることができる。
見てもかなり大きいし、迫力と振動がすごい。


シーサイドラインが6月の逆走事故以来、
無人運転を取りやめ、本数を減らしており、
金沢八景の駅では入場規制だそうなので、
往復とも金沢文庫から歩くことにした。


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前半のまだそれほど大きくない花火。
しかしそれでも距離が近いのできれいだ。


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途中、偶然に撮れてしまった変わった花火。

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写真の偶然だけど、生物的な不思議な形。

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ニッパツの提供によるグランドフィナーレ。
花火も大きいし、数も圧倒的で壮観だった。

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チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「鳥はなぜ卵を温めるのか?」
鳥の体は羽毛で覆われているので、体温は
卵に伝わらないのだが、卵にふれるところは、
抱卵斑(ほうらんはん)といって、毛が抜ける。
体の温度が伝わり、卵の生長を促すのだが、
親鳥にとっては、卵が冷たくて、気持ちよく、
冷たいところに体を当てて、卵を回転させて、
満遍なく温めるようにする。本能でしている。


「幽霊はなぜ足がないのか?」
円山応挙が、夢に出てきた亡くなった妻の姿を
そのままに描いた。足がなく、宙に漂っていた。
現実でない雰囲気がよく現れて、有名になった。


「電池の単ってなにか?」
単位電池といい、電池がひとつで済むという意味。
以前は複数の電池をまとめた積層電池があった。
器具の省エネ化と改良で単独で使えるようになった。


「ガランとしているのガランってなにか?」
ガランとはお寺のお堂のことである。僧伽藍摩といい、
お坊さんが集まり、静かに修行する場所のことをいう。
僧は普段、修行の旅に出て、お堂にはいなかったので、
部屋や空間が空いていることをガランとしているという。


「パラリンピックのパラってなにか?」
下半身麻痺を意味するパラプレジアのパラである。
負傷者がリハビリの成果で競うスポーツ大会が、
ストーク・マンデビル病院で行われるようになった。
後にオリンピックに続いて開催地で行われるようになり、
現在はパラレル(並行)のパラであると考えられている。

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2019年8月23日 (金)

パレナン四重奏団 1

パレナン四重奏団でフォーレの弦楽四重奏曲。
弦楽四重奏曲 ホ短調 作品121
1975年6月25,26日にパリのサル・ワグラムで収録。
フォーレの弦楽四重奏曲は聞いたことがなかったが、
1924年に完成の最後の作品だそうである。同時期に
歌曲も作曲されたようだが、そちらは破棄されている。
フォーレの晩年の響きであり、死後に初演されたため
作曲者への敬意が込められ、そうした演奏スタイルが
いまに伝わり、最後の想いというのが強く感じられる。
ちょっと調べるとこの曲に絡んで、フォーレの過ごした
最晩年に関わる記述が見つかり、たいへん興味深い。
パレナン四重奏団もはじめて聞いたが、ラヴェルや
ドビュッシー、フランクなどの録音が残されている。

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2019年8月22日 (木)

ジャン・フィリップ・コラール 3

ジャン・フィリップ・コラールでフォーレの作品。
舟歌 イ短調 作品26、ト長調 作品41、
変ト長調 作品42、変イ長調 作品44、
嬰ヘ短調 作品66、変ホ長調 作品70、
ニ短調 作品90、変ニ長調 作品96、
イ短調 作品101、イ短調 作品104-2、
ト短調 作品105、変ホ長調 作品106b、
ハ長調 作品116(1970.10.21,22, 1970.12.7,8)
即興曲 変ホ長調 作品25、ヘ短調 作品31、
変イ長調 作品34、変ニ長調 作品91、
嬰ヘ短調 作品102(1980.11.18)
パリのサル・ワグラムで収録されている。
フォーレの作品を聞いているが舟歌と即興曲で
ジャン・フィリップ・コラールの細やかな表現と
力強さもあるしっかりとした響きは素晴らしい。
フォーレの洒落ていて、揺らぎのある響きだが、
1970年というアナログ期の録音であり、やはり
ピアノの音色が硬質な印象があるのは残念だ。
演奏の特徴というよりも録音の性質だと思う。
残念ながら1980年の即興曲でも同じであり、
当時のEMIの録音は、あまり進歩していない。
50年前、40年前という、若いときの名盤だが、
現在のより自由になった演奏で聞いてみたい。

ERATO 0190295633578

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2019年8月21日 (水)

ミシェル・プラッソン 1

ミシェル・プラッソンの指揮でフォーレの作品を聞く。
バラード 嬰ヘ長調 作品19
エレジー ハ短調 作品24
子守歌 ニ長調 作品16
幻想曲 ト長調 作品111(1979.6.12,13,15)
魔神たち 作品12(1980.6.17)
組曲「カリギュラ」 作品52
「ペネロプ」前奏曲(1980.6.18,19)
ピアノはジャン・フィリップ・コラール(作品19,111)
チェロはポール・トルトゥリエ(作品24)
ヴァイオリンはヤン・パスカル・トルトゥリエ(作品16)
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団の演奏
トゥールーズのグラン・ホールで収録されている。
ミシェル・プラッソンがフォーレのスペシャリストとして
有名になった演奏である。合唱付きの管弦楽作品は
はじめて聞く曲ばかりだが、フランス語の響きが美しい。
ジャン・フィリップ・コラールはファンである。最高だ。
録音年代的にちょっと響きが堅い印象はあるけれど。

ERATO 0190295633578

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2019年8月20日 (火)

バイロイト音楽祭2009

バイロイト音楽祭2009からペーター・シュナイダー指揮で
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第3幕を聞いている。
2009年8月9日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
ペーター・シュナイダーは前奏曲からじっくりと聞かせており、
深い響きに何とも感動してしまう。このところ、速めの演奏を
聞いていたということかもしれないが、かなり遅く感じられて、
でもこれが不思議なぐらいに素晴らしい。第1場における
トリスタンとクルヴェナールのやり取りに一気に引き込まれ、
ユッカ・ラシライネンのクルヴェナールもまたいいのである。
ゆったりとした運びが豊かさを生み出して、音そのものは、
さっぱりと軽めの響きで明るいのだが、苦悩の場面には
独特な陰影がある。それによって、第1場から第2場への
イゾルデの到着の場面は、圧倒的な喜びの表現となる。
「タンホイザー」や「ローエングリン」では、そういうことは
あまりないのだが、これだけを永遠に聞き続けたいような、
そういう恐ろしい陶酔に陥るので、今回はこの辺にする。
ペーター・シュナイダーのウィーンやミュンヘンでの歌劇が
ライブ録音でいろいろありそうだけど、なぜ出ないのだろう。
ワーグナーとR..シュトラウスに関しては、必ずあるはずだ。

OPUS ARTE OA CD9033D

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2019年8月19日 (月)

バイロイト音楽祭2009

バイロイト音楽祭2009からペーター・シュナイダー指揮で
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第2幕を聞いている。
2009年8月9日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
ペーター・シュナイダーの明るく眩しい音色がぴったりに思え、
この第2幕は特に素晴らしい。抑制の効いた速度感の中で
音楽の表情を非常に丁寧に扱い、細やかなところにまで
舞台の隅々にまで配慮が行き届いて、本当に感激する。
トリスタンが登場してからの長大な第2場の時間の流れは、
まさに夢の世界であり、過剰な盛り上げはなく、どこかに
冷静な距離感を保ちつつ深く引き込まれていくのは職人技。
ロバート・ディーン・スミスが大好きで、そのトリスタンだが、
イゾルデはイレーネ・テオリン、ローベルト・ホルのマルケ王、
とにかく感動的な第2幕である。マルケ王の軍の登場も
激しさはないし、着実な展開であり、マルケ王のモノローグ、
それに応えるトリスタンの語りで第2幕の後半も驚くほど、
軽やかに淡麗な響きだが、聞けば聞くほどに最高である。
バイロイトの重厚な響きからこの繊細さと柔らかな感触を
引き出したのって、まさにペーター・シュナイダーならでは、
奇跡のように思えてくる。近年では貴重な存在であった。

OPUS ARTE OA CD9033D

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2019年8月18日 (日)

バイロイト音楽祭2009

バイロイト音楽祭2009からペーター・シュナイダー指揮で
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕を聞いている。
2009年8月9日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
この年は、7月25日、8月4,9,13,17,28日と6回上演されて、
3回目の公演の録音である。FMで放送されたのとは別だ。
2005年が初年度のクリストフ・マルターラー演出のシリーズで
大植英次の後を引き継いで、2006,2008,2009,2011,2012年を
ペーター・シュナイダーが指揮した。3年目の出演にあたる。
レコードがほとんどない指揮者なので、地味な存在なのだが、
バイロイトにはじめて登場したのが、1981年の「オランダ人」で
その後、1984年から1986年の3年間、「指環」を担当して、
「ローエングリン」でも有名だが、バイロイトの長年の常連だ。
このペーター・シュナイダー指揮の「トリスタンとイゾルデ」は、
私は大好きで、何とも通好み、玄人向けという印象だけど、
サッパリと淡白な表情付けながら、ゆったりと大きな流れで
力が抜けて、あまり細かにこだわりを押し付けてこない中で
何とも深く感動させられるのである。これこそが熟練の技だ。
1983年が新演出の「指環」でショルティが1年だけ指揮して、
(ワーグナー没後100年の記念の年で新演出上演された)
その後の3年のペーター・シュナイダーの「指環」というのが、
私は聞いてみたいのだけど、いつかCD化されないだろうか。
ペーター・シュナイダーは本当に素晴らしい。明日は第2幕。

OPUS ARTE OA CD9033D

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2019年8月17日 (土)

ミヒャエル・ギーレン 42

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第8集)から
シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏により
ウェーベルンの10つの小品 遺作と作品10
1972年4月23日にマンハイムのローゼンガルテン。
この激しさ、厳しさはたまらない。ギーレンは最高。
1972年のウェーベルンを聞いたのだが、9分48秒。
続いて、クロード・エルフェのピアノ独奏による
シェーンベルクのピアノ協奏曲 作品42
演奏は同じくシュトゥットガルト放送交響楽団で
1973年12月14日にシュトゥットガルト放送で収録。
クロード・エルフェのシェーンベルクは有名だが、
印象としてはかなり音楽的に思え、旋律が聞こえる。
ギーレンもまた表現としては後期ロマン派の傾向か。
シェーンベルクのピアノ協奏曲はやはり素晴らしい。
新ウィーン楽派の無調への方向を示しながらも
いまとなってはそれほど前衛的な印象もなくなって、
20世紀の協奏曲でも最も魅力的な作品だと思う。

SWR>>music CD-No.SWR19063CD

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2019年8月16日 (金)

ゴンサロ・ルバルカバ

落語で親しい友人にブルーノート東京に案内してもらった。
すると出演が、ゴンサロ・ルバルカバだったのだ。知っている。
中学時代の友人がジャズ好きで、大学の頃だったと思うけど、
家に遊びに行ったとき、話題になっているピアニストがいると
CDを聞かせてくれたのが、ゴンサロ・ルバルカバだったのだ。
26年前になるか?たしかその辺り。名前と顔は覚えていた。
ここで再会できるとは。ずっとルバルカバの演奏を見ていた。
すごくよかった。久しぶりにジャズが聞きたくなってしまった。

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2019年8月15日 (木)

セミヨン・ビシュコフ 4

セミヨン・ビシュコフの指揮によるチェコフィルで
チャイコフスキーのマンフレッド交響曲 作品58
2017年4月24-27日にプラハのルドルフィヌムで収録。
重厚でロシア的な濃密さを出しつつ、チェコフィルの音色は、
何とも美しく透明度のある響きで、このバランス感は絶妙。
チャイコフスキーの情熱的な音楽は深みと陰影を生み出し、
セミヨン・ビシュコフが精妙に極上の繊細さで表現するので
すっかり引き込まれてしまう。物語性のある交響曲だが、
民謡風な作風は初期の交響曲の特徴に近い印象もあり、
親しみやすい楽しさだ。でも正直なところ、この交響曲は、
演奏によっては、捉えどころがなく、わかりにくいことも
ときにあるので、ビシュコフの指揮は深く読み込んで、
その音楽がこちらによく伝わってきているのだと思う。
ビシュコフはチェコフィルにおいて、ロシアものを中心に
活動していくのか、もしそうならば、ムソルグスキーや
リムスキー・コルサコフを取り上げてほしいし、やはり
ショスタコーヴィチの交響曲は決して外せないであろう。

DECCA 483 2320

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2019年8月14日 (水)

ウラディーミル・アシュケナージ 24

アシュケナージ指揮オランダ放送フィルハーモニーで
レスピーギの「ローマの松」「ローマの噴水」「ローマの祭」
2004年3月29,30日と2005年4月25,26日に
ヒルヴェルサムのMCOスタジオで収録されている。
音の解像度がすごくて、細やかに消え入るようなところまで
精密に聞こえてくるので、これまで聞いてきたのとは全く違い、
一体、何を聞いてきたのだろう…という思いにさせられる。
音の輝きが圧倒的だが、陰影のあり方が特に素晴らしくて、
暗くなるところや沈み込む場面での深い響きに感動する。
アシュケナージの緻密な音作りが、この上なく冴えている。
音楽で旅をしているようなもので、絵画的なところもあるし、
「ローマの祭」の派手に大迫力なのも鮮烈で、暑い夏には、
こうした交響詩がいいのである。気持ちがスッキリする。

EXTON OVCL-00217

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2019年8月13日 (火)

シャルル・デュトワ 10

シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団で
ホルストの組曲「惑星」を聞いている。
1986年6月2日にモントリオールで収録されている。
どうしようもない蒸し暑さでこういうときは「惑星」を聞く。
デュトワの名盤である。明るくスカッと究極に洗練されて、
ここまで清らかな響きって聞いたこともないような透明感。
英国風な音色ではないが、調和とバランスが最大の魅力。
私は昔からデュトワのファンなのだが、MeToo運動により、
歌手からセクハラの告発を受け、シルビア・マクネアだが、
それでN響も降板しているけれど、プライベートのことと
音楽は別なものであり、音楽や作品には関係ないのだが、
でもすっかりデュトワの演奏を聞きたいという気持ちが
失せてしまった。それは私の個人的な気持ちなのであり、
でも今回、「惑星」を聞こうと思ったときに浮かんだのが、
このデュトワのCDで、そろそろまたデュトワを聞こうと
その気持ちが甦ってきた。すると同様な思いになるのが、
レヴァインである。時間も経ったし、聞きたくなってきた。

DECCA 478 9466

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2019年8月12日 (月)

バイロイト音楽祭2008

バイロイト音楽祭2008からセバスティアン・ヴァイグレ指揮で
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第3幕、
2008年7月27日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
第2幕が好きだと書いたけれど、続く第3幕はやはり感動的。
後半の歌合戦の場面が最大の盛り上がりだとは思うのだが、
ザックスの反省にはじまり、ワルターと歌を完成させていく、
前半の部分は最高である。そしてベックメッサーの盗作が、
また何とも面白くて傑作で、第3幕は圧倒的に素晴らしい。
フランツ・ハヴラタのザックスが私のお気に入りなのだが、
2007年とこの2008年でバイロイトの出演は終わっている。
一方で生真面目だったベックメッサーが第3幕で豹変して、
狂気の姿を晒すこの演出は衝撃であり、ミヒャエル・フォレの
歌がすごいのだが、当時も書いたけれど、影の主役である。
この後、2017年からは、3年連続でザックスを歌っている。
ミヒャエル・フォレは本当に素晴らしくて、主役に上り詰めた。
クラウス・フロリアン・フォークトのリリックなワルターだが、
2007年の新演出から2010年まで、4年連続で出演して、
2011年はローエングリンに移り、その後、2017年からは
再び3年連続でワルターを歌っているので、評価されて、
これが新しいスタンダードとなりつつあるといってもいい。

OPUS ARTE OA CD9031 D

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2019年8月11日 (日)

バイロイト音楽祭2008

バイロイト音楽祭2008からセバスティアン・ヴァイグレ指揮で
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第2幕、
2008年7月27日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
茶番劇の要素が強く、大好きな第2幕である。なんて楽しい。
もっと柔らかく響かせることも可能だが、引き締まった音であり、
セバスティアン・ヴァイグレは、努めて力強い音楽としている。
ワーグナーの独特な手法は、回想の場面を作り、過去を悔い、
それをモノローグで聞かせて、そこが何とも感動的なのだが、
ザックスの反省のモノローグは第3幕にあるが、第2幕では、
ワルターの歌を思い出し、自由で新しい発想に感じ入って、
こうした聞きどころはたまらなく素晴らしい。この辺を聞いて、
ザックスのフランツ・ハヴラタのファンになってしまったのだが、
いま聞いてもいいのである。靴職人の親方のはずなのだが、
カタリーナ・ワーグナーの演出で、ここではスニーカー会社の
ちょっとだらしない社長さんという感じで、歌もその雰囲気で、
そこで賛否両論だったわけだが、威厳のあるザックスではなく、
すると保守的なワグネリアンの批判にさらされて、それでも
やはりいいのである。ザックスの歌に合わせ、オーケストラも
どんどんよくなって、この第2幕は本当に魅力的なところだ。
ザックスはシューズメーカーの社長なので、靴の皮は叩かず、
エヴァとの会話でもタイプライターを打って、ベックメッサーの
セレナードの場面でもタイプの音でカチャカチャと邪魔をする。

OPUS ARTE OA CD9031 D

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2019年8月10日 (土)

バイロイト音楽祭2008

バイロイト音楽祭2008からセバスティアン・ヴァイグレ指揮で
楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕、
2008年7月27日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
新たにCD化された音源で改めてこの上演を聞き直してみると
テンポ感よく、いきいきと展開されていく一方で、音の輪郭や
主導動機については、どうもスッキリ響かなくて、物足りない。
しかしそれは欠点ではなくて、セバスティアン・ヴァイグレの
目指している音楽がこうなのだということであろう。その辺は
しばらく聞いていれば、こちらもすぐに慣れてくることである。
でもこのセバスティアン・ヴァイグレのマイスタージンガーは、
私は以前から好きで、クラウス・フロリアン・フォークトの歌う、
リリックなワルターの存在は大きな要因である。いま聞いても
それは変わらない。この美しい歌声のワルターの歌に対して、
音楽も荒々しく粗削りなところがあり、ザックスや他の親方衆も
なんとなく野暮ったいところがあって、そこが面白さでもある。
音で聞いていると関係なくなってしまうが、そこは演出が絡む。
ワルターが騎士でザックスがいかにも中世の親方というのも
衣装や振る舞いの点でだが、そのまますぎるのもつまらなく、
そこは演出しだいということになり、すると舞台に合わせて、
音楽や歌も自然と変化してくるというのはよく理解できること。
この上演でザックスとベックメッサーがさらに重要なのだけど、
それは第2幕以降の話題に取っておくとして、明日は第2幕。

OPUS ARTE OA CD9031 D

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2019年8月 9日 (金)

8月9日の感想~墓参

20190809

お盆も近づいて、父の墓参りに行ってきた。
三連休の前とお盆休みの前で道路はひどい渋滞。
また今日も暑く、墓場は石が焼けて、木陰もなくて、
汗が止まらないのだが、草むしりをして、水をかけ、
花を生け、申し訳ないが、早々に退散してきた。
霊園の近所にある養鶏場が経営している卵菓屋で
ブルーベリーソフトを食べて、やっと生き返った感じ。
お盆のお墓参りは、渋滞と暑さを覚悟の上で行くか、
それとも早朝に行ってしまうか、何か対策が必要だ。

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2019年8月 8日 (木)

8月8日の感想~立秋

昨日、土用が明けて、今日は立秋である。
暦の上で、それも旧暦の話なので、まだ夏本番。
横浜の気温は、6日が33.7度、7日は33.6度。
熊谷はというと6日が38.0度、7日が36.8度。
梅雨の間はずっと雨が続いて、気温も低かったが、
梅雨が明けたら、連日の猛暑でこの通りである。
立秋の今日は、横浜は33.0度、東京は35.3度、
そして熊谷が36.9度である。台風が近づくので、
太平洋高気圧が動けば、この暑さも治まるか?

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2019年8月 7日 (水)

8月7日の感想

昨日は4時起きで5時に出発し、ゆっくりしてきて、
日が変わって、2時過ぎに帰ってきたものだから、
それですぐに寝られるわけでもなく、つまりほとんど
24時間起きていたことになる。途中、昼寝はしたが。
今日も昼間は普通にしていたのだが、夜になって、
テレビを見ながら寝てしまうという…さすがに眠い。
今日のところは適当にすることにして、早寝しよう。

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2019年8月 6日 (火)

8月6日の感想

朝早く出発して、埼玉の叔父の家に行ってきた。
熊谷(38.0度)と前橋(36.5度)と寄居町(37.0度)、
この暑い場所のちょうど中間地点のようなところで
外にいると熱気に包まれているようで暑かった。


20190807

お目当ては、恒例のお菓子の買い物であり、
今回は上里カンターレではなく、往きがけに
花園フォレストに寄って、買い物をして行った。
バウムクーヘンやラスク、それにパンなど
売っているものは同じだが、でも上里の方が、
店の広さも商品の量も多そうな気がして、
やはり上里の方がお勧めなのかもしれない。
欲しいものは買えたので、十分に満足だが。

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2019年8月 5日 (月)

ミヒャエル・ギーレン 41

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第8集)から
クリスチャン・フェラスのヴァイオリン独奏、
シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏により
ベルクのヴァイオリン協奏曲(1970.11.27)
シュトゥットガルト・リーダーハレでのライブ録音。
ベルクのヴァイオリン協奏曲ももはや現代音楽とは
少しも思わないが、後期ロマン派の傾向が顕著であり、
前衛的なギーレンに対して、クリスチャン・フェラスの
よく歌っている演奏は、そうした印象を際立たせている。
しかしそのギーレンもまたよく分析ができている点では
ベルクの緻密な響きをわかりやすく伝えているのであり、
新ウィーン楽派の作品でも最も心地のよい音楽である。
クリスチャン・フェラスはカラヤンとの協演が有名だが、
ベルクのヴァイオリン協奏曲については、1963年に
ジョルジュ・プレートルとパリで録音しているらしい。

SWR>>music CD-No.SWR19063CD

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2019年8月 4日 (日)

ルツェルン音楽祭2017

リッカルド・シャイー指揮ルツェルン祝祭管弦楽団で
ストラヴィンスキーの葬送の歌 作品5(世界初録音)、
花火 作品4、幻想的スケルツォ 作品3、
組曲「牧神と羊飼いの娘 」作品2(ゾフィー・コッホの独唱)、
バレエ音楽「春の祭典」というストラヴィンスキー・プログラム
2017年8月16-19日にルツェルン文化会議センターで収録。
アバドの頃に比べて、ルツェルン祝祭管弦楽団も変わったと
やはり印象は違うのだが、シャイーならではの企画であり、
ストラヴィンスキーの初期の作品を集めて、すごく面白い。
フランス印象派からの影響であり、作曲の技法を研いて、
その才能は「春の祭典」で一気に爆発するという、作品で
ストラヴィンスキーの歩みを振り返るところは実に興味深い。
でもこうして聞くと「春の祭典」も抒情的な側面が感じられて、
森の中に迷い込んだ神秘の情景のように何とも絵画的だ。
もはや「春の祭典」も現代的な要素はすっかり薄れており、
野蛮な土着性よりも美しい印象派の音楽に聞こえてくる。

DECCA 483 2562

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2019年8月 3日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「宿泊で宿帳はなぜ書くのか?」
万が一のとき、感染症の拡大を防ぐためである。
旅館業法に定められている。江戸時代の頃には
身元確認を行うため宿帳はすでに存在していた。
昭和23年、終戦の混乱の中で死因のトップは、
感染症であり、宿帳への記入が義務付けられた。
感染症が発生した場合、保健所に宿帳を提出し、
発生源の特定を行い、また感染の拡大を防ぐ。
宿帳への虚偽の記入は法律で罪に問われる。


「地図で北が上なのはなぜ?」
大航海時代に海の上で方角を知るのに夜空の
北極星を頼りにしたが、上を北にして、便利に
方角がわかるように地図を作った。北極星は
地軸の延長線上にあり、地球の自転に対して、
動くことはなく、また公転による誤差も小さい。

日本で一番短い川は和歌山県那智勝浦町の
二級河川ぶつぶつ川の長さ13.5mである。
日本一落差のある滝は、同じく那智勝浦町の
那智の滝で落差133m。直瀑の日本一であり、
段瀑も含めると富山県立山町にある称名滝は、
約350mある。また雪解けの4月から7月に
期間限定で現れる幻の滝では、同じく立山町の
ハンノキ滝があり、落差500mともいわれている。


「鉄はなぜ錆びるのか?」
鉄は加工されたものであり、酸化鉄が本来の姿。
鉄鉱石(酸化鉄)とコークス(石炭)を高炉に入れ、
酸素ガスを燃やし、高温で鉄鉱石が溶け出して、
酸素と炭素が結びつくことにより鉄だけが残る。
酸化鉄が自然な状態なのであり、元に戻ろうと
酸化して錆となる。鉄が濡れると錆びやすいのは、
水中の酸素と結び付き、酸化鉄になるからである。

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2019年8月 2日 (金)

セミヨン・ビシュコフ 3

セミヨン・ビシュコフの指揮によるチェコフィルで
チャイコフスキーの交響曲 第6番 ロ短調 作品74
幻想序曲「ロメオとジュリエット」を聞いている。
2015年8,9月にプラハのルドルフィヌムで収録。
チェコフィルは、弦も管もなんて美しい響きなことか。
ウィーンフィルとムジークフェラインの関係のように
ルドルフィヌムのドヴォルザーク・ホールでの音響も
チェコフィルの録音に大きな要因なのかもしれないが、
ノイマンの1980年代からズデニェク・マーツァルを経て、
少し前のビエロフラーヴェクから今日のビシュコフへと
歴代の指揮者とともにチェコフィルは大好きなのである。
指揮者で聞くことが多い私にとって、チェコフィルだから
というので聞いてみたくなるのは珍しいこと。それぐらい
魅力と個性のある存在で、チェコの作品が特長だけど、
ビシュコフはチャイコフスキーに取り組むということで、
これは期待だ。それがまもなく全集になって出るそうで
「悲愴」とマンフレッド交響曲をその前に聞くことにした。
ビシュコフはスッキリ響かせて、シャープな音楽だけど
ここでチェコフィルの特性を最大に引き出すことにより、
印象は何とも華麗な仕上がりなのである。素晴らしい。

DECCA 483 0656

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2019年8月 1日 (木)

バイロイト音楽祭1958

バイロイト音楽祭1958から楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮で第3幕を聞いている。
1958年7月26日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
トリスタンの悲痛な想いが反映された前奏曲から感動的だ。
このときのサヴァリッシュって、35歳になる一か月前である。
バイロイトの二年目でまだ若手指揮者であったと思うのだが、
この迷いのない強い意志で生み出される音って、素晴らしい。
1960年に登場のマゼール(30歳)などと同じく若手の起用で、
一方でクナッパーツブッシュが指環を指揮していたときであり、
すごい時代にサヴァリッシュが存在を発揮していたと感激だ。
我々にとって、サヴァリッシュは大好きな存在でもあるので。
長大な第1場でのヴィントガッセンの歌に引き込まれるが、
ここでもサヴァリッシュの音楽が完璧に舞台進行を掌握し、
それに乗って、歌が何とも調和のある一体感で最高である。
第2場でのイゾルデの到着に歓喜するトリスタンの心情で
ここも不思議なぐらいに大きな抑揚による盛り上げであり、
折り目正しいサヴァリッシュの指揮ながらこの聞かせ方は
心の底から熱いものが吹き上げ、感動せずにはいられない。
1951年に戦後のバイロイトが復活し、それから8年目だが、
当時の楽団の実力は、まだまだ復興期だったに違いないが、
しかしここでのバイロイト祝祭管弦楽団の響きは驚異的で
バイロイトでのライブが、何かを起こす奇跡の音である。

ORFEO C 951 183 D

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