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2019年8月27日 (火)

パーヴォ・ヤルヴィ 3

パーヴォ・ヤルヴィの指揮によるパリ管弦楽団で
シベリウスの交響曲 第6番 ニ短調 作品104
そして同じく 交響曲 第7番 ハ長調 作品105
2014年1月29,30日にパリのサル・プレイエル。
パリ管弦楽団でのシベリウスを収録順に聞いている。
パーヴォ・ヤルヴィの解釈は独特で、かなり明るく、
ニ短調となっている第6番も喜びにあふれている。
ディテールの響かせ方も個性的な表情を作りだし、
勢いのあるアクセントと熱気もある音楽の進行で
こういう演奏は聞いたことがない。既存の演奏で
これまでの概念に捉われずに全く新しいような、
自分の音楽を作ってしまうところが素晴らしい。
発想として刺激的な部分と一方の完璧な美観で
研き抜かれた音楽を聞かせる、そのバランス感、
多様さをまとめ上げる構成力はいかにもの印象。
第7番もここで存在している要素を通常以上に
拡大して描き出し、非常に豊かに描かれるのだが、
交響詩のような展開で、この上なく面白く聞ける。
画期的な演奏だ。発見に満ちて、全く驚かされる。

RCA 19075924512

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