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2019年8月29日 (木)

バイロイト音楽祭2011

バイロイト音楽祭2011からアンドリス・ネルソンス指揮で
歌劇「ローエングリン」より第2幕を聞いている。
2011年8月14日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
「ローエングリン」のこの第2幕は大好きである。前奏曲から
不気味な響きのおどろおどろしい空気に引き込まれてしまうが、
第1場で強い恨みを訴えるテルラムントは強烈な存在であり、
それを陰で操っているのが妻のオルトルートで、ふたりで歌う
復習の二重唱は迫力だ。ワーグナーの独特な世界観であり、
こうした恨みの込められた音楽は最高である。後の指環でも
アルベリヒやハーゲンに関するところで重要な要素となる。
テルラムントはユッカ・ラシライネンが歌って、バイロイトにも
長年、出演していたが、トマーシュ・トマッソンの代役らしい。
2005年のオランダ人でバイロイトに初登場、その翌年から
アンフォルタスを2年、クルヴェナールで4年間、出演して、
2015年には再び「ローエングリン」でテルラムントを歌った。
どうも私は「ローエングリン」のテルラムントでいいと思うと
その歌手のファンになる。テルラムントを歌っている人は、
クルヴェナールやアルベリヒで指環に出ていることも多い。
一方のオルトルートはペトラ・ラングで、こちらも有名人だ。
2005年にブランゲーネで初登場だが、オルトルートを経て、
2016年から今年までの4年間は、イゾルデを歌っていた。
いま調べたら来年の予定が発表されて、新演出の指環で
ブリュンヒルデになっている。でも「ワルキューレ」のみで
「ジークフリート」ではダニエラ・ケーラー、「神々の黄昏」は、
クリスティーネ・ゲルケとそれぞれ別の歌手が歌うらしい。
ちなみに「タンホイザー」は、アクセル・コーバーが復活で
ゲルギエフのバイロイトの出演は一年で終わった。残念。
今年の「タンホイザー」で成功すれば、この先、他の演目も
発展していくのではないかと期待したのだが、まあ無理か。
来年は、最後の8月30日に第9の演奏会があるらしい。
マレク・ヤノフスキの指揮が予定されている。素晴らしい。

OPUS ARTE OA CD9034D

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