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2019年8月20日 (火)

バイロイト音楽祭2009

バイロイト音楽祭2009からペーター・シュナイダー指揮で
楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第3幕を聞いている。
2009年8月9日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
ペーター・シュナイダーは前奏曲からじっくりと聞かせており、
深い響きに何とも感動してしまう。このところ、速めの演奏を
聞いていたということかもしれないが、かなり遅く感じられて、
でもこれが不思議なぐらいに素晴らしい。第1場における
トリスタンとクルヴェナールのやり取りに一気に引き込まれ、
ユッカ・ラシライネンのクルヴェナールもまたいいのである。
ゆったりとした運びが豊かさを生み出して、音そのものは、
さっぱりと軽めの響きで明るいのだが、苦悩の場面には
独特な陰影がある。それによって、第1場から第2場への
イゾルデの到着の場面は、圧倒的な喜びの表現となる。
「タンホイザー」や「ローエングリン」では、そういうことは
あまりないのだが、これだけを永遠に聞き続けたいような、
そういう恐ろしい陶酔に陥るので、今回はこの辺にする。
ペーター・シュナイダーのウィーンやミュンヘンでの歌劇が
ライブ録音でいろいろありそうだけど、なぜ出ないのだろう。
ワーグナーとR..シュトラウスに関しては、必ずあるはずだ。

OPUS ARTE OA CD9033D

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