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2019年9月30日 (月)

イーヴォ・ポゴレリチ 5

イーヴォ・ポゴレリチの久々の最新盤を聞いている。
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ ヘ長調 作品54
ピアノ・ソナタ 嬰ヘ長調 作品78「テレーゼ」
2016年9月にエルマウ城で収録。
ラフマニノフのピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調
2018年9月にライディングのリスト・ホールで収録。
実に21年振りの録音だそうで、奇跡を感じるけれど、
これを機に次々に録音が進む展開であってほしい。
ポゴレリチはずっとコンサート活動には熱心なので、
なかったのは新譜だけだ。少しずつ録音を貯めて、
作品の組み合わせで出てくるのかもしれないが、
エルマウ城でのベートーヴェンは録音が今一つ、
残念な印象ではある。しかし軽やかな響きが出て、
切れのいい動きも魅力であり、演奏は素晴らしい。
ラフマニノフが圧巻である。音色は暗く、沈んで、
強い孤独感が漂って、闇に包まれた美しい輝き。
ポゴレリチには、もっと巨大な存在を感じていたが、
ここにあるのは沈黙や瞑想、抑制が効いている。
このラフマニノフの感じでリストを聞かせてほしい。
DG時代の20年以上前の録音も新しい解釈で
ぜひ取り上げてほしい。ショパンやシューマンも。

SONY 19075956602

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2019年9月29日 (日)

キース・ジャレット 19

1976年のキース・ジャレットを聞いている。
ECMのEyes of the Heartであり、ブレゲンツでのライブ。
1976年5月にブレゲンツのコルンマルクト劇場で収録。
タイトルのEyes of the Heartが前半と後半で30分以上、
後半は3曲のアンコールである。デューイ・レッドマン、
チャーリー・ヘイデン、ポール・モチアンが参加している。
特にこのアメリカン・カルテットで、キース・ジャレットは、
毎回、ここでは何をやっている?どこへ向かう?という
最初、戸惑いの感覚があるのだが、しかしその音楽が、
一旦、入ってきたならば、どうしようもなくハマってしまい、
ここでも最高である。何度聞いても聞くほど感動がある。
ECMから発売されたアメリカン・カルテットのアルバムは、
このブレゲンツ・ライブが最後で、Impulesで残りもう一枚。

CDR946

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2019年9月28日 (土)

ゲオルグ・ショルティ 28

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団で
ベートーヴェンの交響曲全集を聞いている。
交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
1974年5月にシカゴのメディナ・テンプルで収録。
昨日の第1番、第2番と同じときの録音であり、
こちらも雄大な仕上がりなのだが、ますます重厚で
同時に細部の鮮やかな表現には聞き入ってしまう。
音楽を構築する低音部の表現が実によく聞こえて、
非常に明解であり、その力強い主張に感動する。
優美な交響曲だが、第2楽章などゆったりと流れ、
ロマンティックな印象もあり、とにかくこれは最高だ。
1970年代のショルティは強烈な個性を発揮している。

DECCA 475 9090

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2019年9月27日 (金)

ゲオルグ・ショルティ 27

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団で
ベートーヴェンの交響曲全集を聞いている。
交響曲 第1番 ハ長調 作品21
交響曲 第2番 ニ長調 作品36
1974年5月にシカゴのメディナ・テンプルで収録。
雄大な印象なのだが、実にきびきびとした動きで
極めて厳格に引き締まった音作りでありながら、
明るく、溌溂として、最高のベートーヴェンである。
ショルティならではの感動に満ちあふれた演奏だ。
シカゴ交響楽団がショルティとの出会いによって
一つの時代を築いていくのであり、その力強い、
圧倒的存在感がここに結晶されている気がする。
この明瞭な響きって、なんて気持ちのいいことか。
完璧な統率だが、そうした堅苦しさは微塵もない。

DECCA 475 9090

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2019年9月26日 (木)

9月26日の感想

テレビで日本に住んでいる外国人の話題をやっていて、
アメリカの西海岸に住んでいる人は、海に沈む夕日を
見に行くことはあっても上ってくる朝日を見ることは
あまりないらしい。いわれてみるとそうかもしれない。
我々は当たり前に東側に上ってくる日の光を見ている。
水平線に現れる太陽は、そうは見ることもないけれど、
でも東に日が上ってくることを当たり前に感じている。
大陸に生きていると朝日と夕日の両方を見ることは、
できないということか。それはわからないことであった。
日本にいて、山から見えるご来光は、宝なのである。

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2019年9月25日 (水)

一級建築士定期講習

今日は3年に一度の定期講習で疲れた。
5時間の講義と終わりに1時間の修了考査。
7時半過ぎに家を出て、17時30分に終了。
ぐったりだったのだが、関内から野毛方面へ
吉田町まで歩いて、梅やで唐揚げの土産。
晩御飯に食べたのだけど、おいしかった。
せめてそういうご褒美がないと苦しすぎる。

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2019年9月24日 (火)

ラルス・フォークト 6

ラルス・フォークトでショパンの作品を聞いている。
バラード ト短調 作品23、夜想曲 変ロ短調 作品9-1、
夜想曲 変ホ長調 作品9-2、スケルツォ ロ短調 作品20、
夜想曲 嬰ハ短調 作品27-1、変ニ長調 作品27-2、
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35「葬送」、
夜想曲 ハ短調 遺作、夜想曲 嬰ハ短調 遺作
2013年3月にケルンのドイッチュラントラジオで収録。
ある程度、予想していたのは、スケール雄大であろうと
そうした中で表情は控えめで、研ぎ澄まされた演奏だ。
非常に繊細な響きを追及している。夜想曲が美しい。
ちょっと暗めな音色で、楽しい印象ではないけれど、
それゆえの透明感であり、ソナタも実に力が抜けて、
遅いテンポで熱気とは無縁の自在な強弱が魅力的。
かなり個性的である。でも聞いているとこれがよくて、
ラルス・フォークトはやはりいい。奇を衒うのではなく、
ただただ自分の音楽を求めて、静かに深い響きだ。

CAvi music 8553267

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2019年9月23日 (月)

マルク・アンドレ・アムラン 18

マルク・アンドレ・アムランでシューマンの作品集。
ヤナーチェクの草かげの小径にて 第1集
シューマンの森の情景、子供の情景
2013年3月30,31日にヘンリー・ウッド・ホール。
アムランのシューマンは、前回の幻想小曲集から
10年が過ぎて、ここではヤナーチェクも収録されて、
情景というのが、テーマであるらしい。以前のような
技巧的な側面が前面に出ることはなく、穏やかで
まさに抒情的な風景を楽しんでいる趣深さがある。
とはいってもシューマンに関しては、緩急の変化で
交互に対比がやってくるので、その違いは大きく、
思い切って強調されている。そこが面白さであり、
アムランらしい鮮やかな表現で個性的な世界観。

hyperion CDA68030

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2019年9月22日 (日)

パーヴォ・ヤルヴィ 5

パーヴォ・ヤルヴィの指揮によるパリ管弦楽団で
シベリウスの交響曲 第5番 変ホ長調 作品82
2015年9月9,10日にパリ・フィルハーモニーで収録。
パリ管弦楽団でのシベリウスを収録順に聞いている。
本当に素晴らしい作品で、シベリウスが好きな人で
この音楽が好きでない人はいないと思う。その中でも
パーヴォ・ヤルヴィの生み出す音色は爽やかであり、
この気持ちのいい音楽が、さらにさらに快適である。
限りなく繊細さを求めると雄大で重厚さのある迫力も
実に対比が効いており、スカッと晴れ渡った輝きから
一瞬の暗雲立ち込める陰の表現へと豊かな変化で
とにかく引き込まれてしまう。この上ない感動である。
細部の表現では、目からウロコ的な発見もいろいろ。

RCA 19075924512

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2019年9月21日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「なぜハンカチは正方形なのか?」
17世紀から18世紀の頃には、セレブが贅沢を競い、
レースが付いているハンカチや長方形のものなど、
いくつかの種類があった。フランスのルイ16世の
王妃でマリー・アントワネットもモリモリヘアーや
付けボクロをブームにするなど、派手であったが、
しだいに飽きて、シンプルがいいと考えるようになり、
レースや宝石をはずし、ハンカチは四角にすべきと
正方形に統一するという取り決めのお達しを出した。


「民謡のハァ~ってなに?」
民謡の元来はそのときの心情を即興で歌うものであり、
その場で歌詞を思い浮かべるための時間稼ぎであった。
「ハ」は発音しやすく明確で、「ハァ~」は歌いやすい。


「ラジオ体操に第1と第2があるのはなぜ?」
第1は子供からお年寄りまで誰でもできる体操である。
第2は大人用で力強い動きが取り入れられている。


「なぜボタンを見ると押すものと思うのか?」
意識することなく、自然に動作することができるのを
アフォーダンス理論といい、色の対比や形状で人は、
ボタンを考えることなく押すことができる。ボタン自体が、
人に対して、押すという動作を誘っているともいえる。

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2019年9月20日 (金)

9月20日の感想

20190920

お彼岸の初日で墓参りに行ってきた。
連休前の金曜日で往復も混んでいたが、
墓地の人の多さに驚く。明日、明後日は、
さらに集まるのだろうけど、どうも雨らしい。
お盆と秋のお彼岸はすぐであっという間だ。

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2019年9月19日 (木)

9月19日の感想~トールキン

映画「トールキン 旅のはじまり」を観てきた。
ロナルド・トールキンとは、実在の作家であり、
代表作に「指輪物語」がある。学生で金もなく、
歌劇場に楽劇「ラインの黄金」を観に行って、
しかし天井桟敷は満席だと入場を断られる。
楽屋裏に潜入して、漏れ聞こえてくる音楽に
ワグネリアンの私には、夢中にさせられた場面。
トールキンはファンタジーで知られているそうで、
ゲルマン神話と北欧神話による「指環」の物語に
影響を受けたというのは、何となくわかる気がする。
映画では、悲惨な戦争の情景が多く出てくるが、
第一次世界大戦におけるソンムの戦いであり、
フランスが戦場。イギリスとフランスの連合軍が
1916年に侵攻してきたドイツ軍と戦っている。
トールキンはその後、1973年の81歳まで生きた。

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2019年9月18日 (水)

ミヒャエル・ギーレン 44

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第8集)から
シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏により
ベルクの室内協奏曲を聞いている。
独奏はクリストフ・エッシェンバッハのピアノと
サシュコ・ガヴリーロフのヴァイオリンである。
1978年3月10日にシュトゥットガルト放送で収録。
エッシェンバッハは指揮者としては、新ウィーン楽派も
現代曲も取り上げているが、ピアノでベルクというのは
珍しい印象。でもヘンツェのピアノ協奏曲もあるので、
この時代には、近現代曲を弾いていたのかもしれない。
ベルクの作品は現代音楽とも思わないが、ここでは
ギーレンが力強い響きで激しく、厳しく、鮮烈な音で
かなり強烈に前衛的な仕上がりのようにも思われる。
ベルクはやはり魅力的で新ウィーン楽派は大好きだ。

SWR>>music CD-No.SWR19063CD

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2019年9月17日 (火)

バイロイト音楽祭2014

バイロイト音楽祭2014から歌劇「タンホイザー」で
アクセル・コーバーの指揮で第3幕を聞いている。
2014年8月12日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
アクセル・コーバーの音について、だいぶわかってきたが、
素朴な響きが特長とも書いたけれど、スコアに記された音に
非常に誠実であり、美しい音色は美しく、一方でザラっとした、
粗い質感には独特な存在感を与え、個々の要素を際立たせ、
意図的に作られた豊かさではない、自然と沸き起こってくる、
変化に富んだ音楽に引きつけられる。ここまでハマるとは、
私も予想していなかった。これまでの「タンホイザー」とは、
ちょっと違う音作りで、この解釈がバイロイト音楽祭にも
保守的なワグネリアンにも受け入れられたのって喜びだ。
2013年以降、アクセル・コーバーは継続的に出演しており、
この「タンホイザー」や初期の歌劇しか指揮していないが、
後の楽劇も担当してほしい。もっとメジャーになってほしい。
第3幕はウォルフラムで、マルクス・アイヒェが歌っている。
調べてみるとこのシリーズにおけるウォルフラムの出演は、<
2014年のみだった。しかし今年の「タンホイザー」から再び、
来年の上演でもウォルフラムを歌う。バイロイトの常連で
2007年のフリッツ・コートナー(マイスタージンガー)以来、
ドンナー(ラインの黄金)やグンター(神々の黄昏)で出演。
第2幕では威勢のよかったタンホイザーが、この後半で、
すっかり哀れな姿に成り果てて帰還するが、その対比で
惨めさと恨みがましく歌う切迫した印象がたまらない。

OPUS ARTE OA CD9044D

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2019年9月16日 (月)

バイロイト音楽祭2014

バイロイト音楽祭2014から歌劇「タンホイザー」で
アクセル・コーバーの指揮で第2幕を聞いている。
2014年8月12日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
聞けば聞くほど、アクセル・コーバーの音作りって好印象だ。
非常に整理されていて、隅々にまですっきりと見通しよく、
ワーグナーの巨大な音楽をすべて明確に掌握したいという、
ワグネリアンの願望に応えてくれているかのようである。
細やかに透明感をもって描き出しているが、豊かさよりも
素朴な響きを大切にしているのであり、そこは丁寧である。
第2幕は歌合戦になり、タンホイザーはトルステン・ケルル、
そしてエリーザベトはカミラ・ニュールンドが歌っている。
演奏後の聴衆の反応もかなりよく、ブーイングはなくて、
それは演出への不満がないという表れかもしれないが、
演奏の魅力が大きいと思えてくる。私は気に入った。

OPUS ARTE OA CD9044D

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2019年9月15日 (日)

バイロイト音楽祭2014

バイロイト音楽祭2014から歌劇「タンホイザー」で
アクセル・コーバーの指揮で第1幕を聞いている。
2014年8月12日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
アクセル・コーバーを知ったのは、バイロイトへの出演で
他ではあまり聞かなくて、日本では知られていないのでは。
2013年の「タンホイザー」が初登場で、翌年の2014年と
2年間、「タンホイザー」を指揮している。2015,2016,2018と
続く3年間は「さまよえるオランダ人」、そして2020年は、
再び「タンホイザー」、さらに「ローエングリン」を2公演。
「ローエングリン」はティーレマンの指揮だが、8月の半ば
スケジュールが押さえられなかったのか?15日と18日は、
アクセル・コーバーの指揮が予定されている。聞いてみると
非常にさっぱりとした音で広げずに真っすぐ鳴ってくる印象。
鳴りっぷりのいい重い音のイメージからは全く逆を行く音で
透明感があって、細やかな表情がきれいに聞こえてくる。
「タンホイザー」の牧歌的な音色は、素朴さを際立たせて、
これまでのバイロイトの歴史の中ではユニークな気がする。
軽く小さく響かせているような、圧倒される感覚はないが、
「タンホイザー」であるならば、この感じは意外に好ましい。
間違いなく「オランダ人」と「ローエングリン」はいいと思う。
この音色で「トリスタンとイゾルデ」を聞いてみたくなった。
アクセル・コーバーを調べてみたら、デュッセルドルフの
ライン・ドイツ・オペラの音楽総監督を務めているらしい。
2018/2019は「ジークフリート」と「神々の黄昏」を上演して、
今シーズンには、11月から来年4月にかけて「指環」を
連続上演するらしい。これはちょっと興味が湧いてきた。

OPUS ARTE OA CD9044D

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2019年9月14日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「なぜ月にうさぎがいるのか?」
月の表面の模様でそう見えるというのは後付け。
インドの仏典「ジャータカ」が元で、うさぎは自らを
犠牲にして、人を救おうとした。自分の身を焼き、
肉を修行僧に食べさせようとしたという記述がある。
その話を伝えようと月にうさぎの絵を描いたのである。


「料理のコクってなに?」
辞書では「深み」とあるが、味ではない。味、香り、
食感、余韻などが絡み合って生まれるものである。
グルタミルバリルグリシンという3種のアミノ酸の
化合物がコクを引き出す成分であるとされている。


「接着剤はなぜくっつく?」
接着剤は液体であり、モノの隙間を埋めてくっつく。
ファンデルワールス力という電気の力が働いて、
プラスとマイナスの電子が付き、モノとモノが付いて、
その後、接着剤は固まって、離れなくなってしまう。


「水族館でサメはなぜ他の魚を食べないのか?」
水族館ではエサが与えられ、無駄に体力を使って、
サメは他の魚を食べようとすることはしない。
一方で小さな魚が群れを作って泳いでいるのは、
同じ水槽にいるサメから身を守るためである。

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2019年9月13日 (金)

第299回 柳家小満んの会

13日の小満んの会で夕方から日本橋へ。
中秋の名月だが、急に涼しくなって秋が来た。


柳亭市松:牛ほめ
柳家小満ん:搗屋幸兵衛
柳家小満ん:たちきり
柳家小満ん:百川


今回の三席は、そのままで小言がテーマの噺かと。
「搗屋幸兵衛」は「小言幸兵衛」なので、まさに小言。
続く「たちきり」では、若旦那が叔父さん、叔母さんに
小言を食らって、もう勘当になる寸前の情景である。
「百川」では百兵衛さんがしくじって、河岸の連中の
荒っぽい苦情にすっかりお手上げ。小言が満載だ。
「搗屋幸兵衛」は志ん朝師匠の録音をかなり以前に
聞いているけれど、久しぶりですっかり忘れていまい、
こういう噺だったかと面白かった。「小言幸兵衛」との
違いというのは、幸兵衛さんが自分の話をしている。
町内の搗米屋が引っ越してしまい、すると長屋では、
搗米(精米)に関して、不便なので、新しい搗米屋が
引っ越してくるのを待っている。大家も同業の店子を
入れようと待っていたと思わせながら、実は違って、
仕返しをしたいという個人的な恨みだったのである。
昔のおかみさんとその妹を搗米屋に殺されたという、
少々妄想に近い大家の思い込みだが、だとすると、
現在の横にいるおかみさんは、一体、誰なのか?
幸兵衛さんは、ちょっと思い込みが激しくて迷惑だ。
小満ん師匠の「たちきり」は、今回がはじめてである。
東京ではさん喬師匠のイメージが強いが、特に後半、
三味線が鳴り出してからの展開は短く、思い出話や
めそめそと涙の場面はないので、サッパリの印象。
という点では、やはり親族会議の若旦那の勘当で
蔵に押し込められるまでがたっぷり描かれている。
番頭さんは若旦那のことを追い込んでいるようで、
実は心根を入れ替えさせようと忠義の人である。
柳橋芸者のこてるからの手紙が半年続いたなら、
身請けをして、若旦那と一緒にしてやろうと考え、
いろいろ先々のことまで考えている。しんみりして、
悲しい噺だが、オチの「線香が断ち切れました」は、
置き屋のおかあさんがちょっと滑稽で暗くはない。
ここで思ったのだが、芸者のこてるの思い込みで
それが強すぎて、結果、体を壊して死んでしまい、
「百川」でも百兵衛さんの勝手な思い込みから
大事件が起こってしまうわけだから、ここでの
三席に共通するものって、「思い込み」でもいい。
まあ、いつもながら考えすぎであろう…とは思う。
それでお馴染みの「百川」だが、小満ん師匠は、
日本橋のご当所噺と今日もいっておられたが、
第250回の小満んの会でも取り上げられた。
7月13日だったけど、8年前ということになるか。
その翌年か、少しして横浜の会でも演じられた。
「百川」はいい。私も大好きな噺である。面白い。
実話を元にしているというが、ちょっとした誤解と
すれ違いによって、とんでもない間違いが起きて、
落語だからいいが、本当だったらこれは大変だ。
「金明竹」などもそうだけど、現在、考える以上に
お国の訛りは通じなかった。地方出身者にとって、
江戸っ子の早口、巻き舌は恐ろしかったようで、
逃げたくなるようだけど、また同時に江戸っ子は、
それで威勢を付けて、決して負けたくないという、
強がっていたのであろう。意地っ張りなのである。
ということで、次回は11月13日(水)の第300回、
「穴泥」「松枝宿」「三枚起請」の三席。楽しみだ。

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2019年9月12日 (木)

ジャン・フィリップ・コラール 5

ジャン・フィリップ・コラールでフォーレの作品。
夜想曲 第12番 作品107、第13番 作品119
主題と変奏 嬰ハ短調 作品73(1973.6.1-14)
バラード 嬰ヘ長調 作品19(1983.5.20)
9つの前奏曲 作品103(1980.11.12)
パリのサル・ワグラムで収録されている。
夜想曲は、昨日の終わりの第11番もいいのだが、
この晩年の第12番と第13番が特に素晴らしい。
半音階的で落ち着かない不安と揺らぎの響きが
新しい感覚を与えてくれるが、1915年と1921年の
20世紀になり、第1次世界大戦中とその後の作品。
主題と変奏、そしてバラードは、フォーレの中では
大作なのだが、親しまれて、早い時期の作品で、
それに対して、9つの前奏曲はちょっと独特であり、
ますます不安定で不揃いなのは、不思議な感覚。
この統一感のなさは、フォーレの遊び心なのか。
後期の作品は、最初のうち馴染みにくさもあるが、
聞けば聞くほど、引き込まれてしまう魅力がある。

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2019年9月11日 (水)

ジャン・フィリップ・コラール 4

ジャン・フィリップ・コラールでフォーレの作品。
夜想曲の第1番から第11番(1973.6.1-14)
パリのサル・ワグラムで収録されている。
いつも書いているが、フォーレの夜想曲が大好きで
若き日のジャン・フィリップ・コラールの名盤であり、
聞けば聞くほどに、この陰影のある音楽は最高だ。
ジャン・フィリップ・コラールは慎重に音色を吟味し、
精妙な響きを再現しているけれど、ちょっと堅くて、
50年近くが経過して、現在ならば、もっと自然体で
いきいきと躍動の中で音楽を進めるのではないかと
思うのである。しかし一方で、短調への切り替わり、
展開における激しさのある緊張、鮮やかな変化は
若い感性ならではの仕上がりで、鋭く、ハッとして、
衝撃の瞬間がある。音楽はシンプルで穏やかに
静寂を基調としながら内面的な密度は圧倒的で
これだからフォーレが好きである。明日は続き。

ERATO 0190295633578

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2019年9月10日 (火)

柳家小ゑん「悲しみのぐつぐつ」

謝楽祭で買ってきた小ゑん師匠の最新盤。
「鉄千早」(2019年4月21日 落語ハンダ付け)
「悲しみのぐつぐつ」(2016年5月13日 池袋)
「鉄」シリーズだが、「鉄寝床」とこの「鉄千早」は、
古典の元の噺を知っていると面白いのを越えて、
すっかり感心してしまう。今年の春の録音なので
新しい話題が入っている気がするのだけど、
私が聞いたのって、「試作品」の終わりの頃か。
でも冒頭の「噺家の知ったかぶり」のマクラとか、
よく覚えていて、やっぱり衝撃だったのかと。
「悲しみのぐつぐつ」は黒門亭で聞いたと思うが、
こちらもお馴染みの「ぐつぐつ」を知っていると
実にいい。圓丈師匠との「にゅ」でネタ下ろしと
解説にあるけれど、この悲しみの空気感って、
圓丈師匠の「悲しみは埼玉に向けて」などに
通じているのか?それはふと思っただけで。
噺家を描くストーリーって、そうはないけれど、
ちょっと自虐的でそこに悲しみがあっていい。

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2019年9月 9日 (月)

9月9日 重陽の台風

今朝の台風はすごかった。こんなのはじめて。
かつて経験したことのない恐怖感があって、
いつもと違ったのは北風で、うちは北斜面の
坂を上った突き当たりなので風が吹き付ける。
階段を上がった二階の窓は割れそうに揺れて、
強風が来るとガラスが押されている印象で、
急きょ、夜中に戦争中の飛散防止のような、
米印にテープを張り巡らして必死に対処した。
かなりギリギリであった。北側の窓という窓が、
一時間に72㎜という、その大雨のときだけど、
敷居の排水が間に合わなくて、あふれ出し、
夜中に水を拭いて、大騒ぎ。換気扇からも
雨と風が吹き込んで、台所は水浸しで大変。
寝たのは雨がおさまってきた4時過ぎである。
朝になって晴れていると何もなかったように
世の中は平和な月曜だけど、もう抜け殻だ。

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2019年9月 8日 (日)

東京の風景から 104~鷲神社

湯島天神から御徒町に戻ってきて、
仲御徒町から日比谷線で入谷へ。


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酉の市ではない普段の鷲神社にお参り。

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賽銭箱の「なでおかめ」である。

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酉の市で熊手を売っている場所は、
普段は神社の駐車場である。

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落語協会 謝楽祭2019

今年も落語協会の謝楽祭に行ってきた。

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目的は小ゑん師匠の新しいCDを買うためで、
湯島天神に着くとすぐに師匠の元へ直行。


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昼前に暗くなって、雨が降ってきてしまったが、
しばらくするとまた晴れてきて、すると
蒸し暑く、
和助さんが太神楽を披露していて、楽しい。


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湯島天神の鳥居のまわりも大混雑。

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2019年9月 7日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「え~と…あの~ってなぜいうのか?」
発言権をキープするため。場をつなぐ言葉で
他の人に発言を取られてしまわないようにする。
田中角栄の「まあ」などが有名であり、集中力が
途切れそうになると「まあ」を入れて引きつけた。
「え~と」は記憶やエピソードを検索している。
「あの~」は言いたいことは決まっているが、
それをどう伝えるか考えている。断る理由など。


「シューマイの上にはなぜグリンピース?」
シューマイの上のグリンピースは日本発祥で
江戸時代はじめに長崎にシューマイが伝わり、
明治になってから横浜の中華料理店で出され、
広く知られるようになったが、昭和29年には
学校給食がはじまり、イチゴのショートケーキの
真似をして、グリンピースを上に乗せたところ
子供たちに大好評であった。その後、現在は
本格的な中華料理が増え、エビが入るなど、
グリンピースをのせたシューマイは消えた。


「コアラはなぜ木に抱き付いているのか?」
コアラの生息地は、夏の気温は49.1℃にもなり、
木に上って暑さ対策をしている。コアラは水を
ほとんど飲まない。また汗をかくことで、体温を
下げることもできず、木に抱き付いて涼んでいる。
気温が高いときほど、より冷たい木を選んでいる。
コアラは一日に22時間の睡眠をとり、その間に
食べたユーカリの葉にある毒を解毒している。


「炭を置くとなぜ臭いが消えるのか?」
臭いは活性炭の穴にひっかかる。炭には穴が
無数に存在して、ピーナッツほどの大きさで、
炭の表面積は、体育館ぐらいの広さがあり、
消臭ではなく、炭は臭いをつかまえている。

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2019年9月 6日 (金)

パーヴォ・ヤルヴィ 4

パーヴォ・ヤルヴィの指揮によるパリ管弦楽団で
シベリウスの交響曲 第2番 ニ長調 作品43
2015年3月17,18日にパリ・フィルハーモニーで収録。
パリ管弦楽団でのシベリウスを収録順に聞いている。
感動的な演奏だ。ちょっと驚き。この第2番は有名で
とにかくたくさん聞いているので、正直なところでは、
シベリウスの7曲の交響曲でも最も期待していなくて、
しかしそこでこのように衝撃の走る演奏に出会えると
ただただ素直にびっくりしてしまう。実に濃密な表現で
じっくりと歌い上げているのに響きは清々しく爽やかで
動きは極めて機能的なのであり、その快適な空気は
聞く人の心を絶対につかむ。独自の解釈というのも
細部にふんだんに盛り込まれており、画期的な一面、
新鮮な感覚にあふれて、その自在なコントロールは、
驚異的といえる。天才的である。北欧的な厳しさで
誠実に堅固な演奏も素晴らしいが、実にしなやかで
ここまで豊かに描き込まれているともう夢中である。

RCA 19075924512

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2019年9月 5日 (木)

バイロイト音楽祭2013

バイロイト音楽祭2013から歌劇「さまよえるオランダ人」で
クリスティアン・ティーレマン指揮で第2幕の途中から第3幕。
2013年7月25日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
第2幕はゼンタとエリックの二重唱が続き、そうしたところで
ティーレマンは美しく細やかな表情を生み出して、これまでの
骨太な響きとは全く違って、このメリハリというのが圧倒的だ。
ダーラントに連れられてオランダ人が登場するが、ゼンタと
オランダ人の対話になり、ワーグナーの後の楽劇とは違い、
まさにオペラ的な雰囲気で、歌手の存在が実に引き立つ。
オランダ人はサミュエル・ヨンで、写真を見るとアジア系の
演出の上でも異国感をより強調しているのかもしれないが、
音では低声の魅力に痺れる。あまり前に出すぎることはなく、
舞台の情景に調和している印象かも。そして第3幕になり、
水夫の合唱となって、ティーレマンはここぞと豪快な音色で
重い足取りで進めていくが、恐ろしい幽霊船の情景となって、
嵐の響きとなるとまた絶妙なコントラストで流麗さを出して、
とにかくティーレマンの自在な操作術に聞きほれてしまう。
でも思うのは、今日のティーレマンは、重さを場面によって、
際立たせるのが、自身の演奏スタイルとなって、全体では
かなり動きがよくなって、響きもスッキリと整理整頓されて、
すべてにおいて重厚さがあふれていたかつての演奏とは
変化して研き抜かれている。もっと渋い音だったと思うが、
いまは眩しいばかりの輝きも聞かれて、とにかく音が美しい。
ティーレマンのワーグナーは無敵の存在だ。ずっとそれは
思い続けてきたことではあるが、聞くたびに思い知らされる。
ちなみに聴衆の反応はというと、珍しくブーイングがなくて、
大絶賛の盛り上がりのようで、そこは映像を見ろ!という、
ちょっとここまで受け入れられていると興味が湧いてくる。


バイエルン放送の映像を見るとダーラントはスーツ姿で
会社の経営者であり、ボートに乗っている。オランダ人が
スーツケースを携えて現れ、娘のゼンタと結婚させる…
というよりは、商談をまとめ、契約を結ぶという雰囲気だ。
どういう会社かというと、紡ぎ歌の場面で乙女たちは、
倉庫会社の社員で扇風機をダンボールに梱包している。
舞台上には無数のダンボールが並んでいるという情景。
第3幕になって、元の設定の船乗りたちはセールスマン。
全員、揃いのグレーの背広姿である。そこに黒の一団が
ゾンビのように現れて、幽霊船だからそれでいいのだが、
最後はゼンタがオランダ人を追って、ふたりは抱き合い、
すると扇風機が、ふたりの姿の電気器具に変わって、
それがダンボールに収められ出荷されるという演出。
ゼンタの自己犠牲により、オランダ人の呪いが解けて、
つまり救済されるということを意味しているのであろう。

OPUS ARTE OA CD9043D

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2019年9月 4日 (水)

バイロイト音楽祭2013

バイロイト音楽祭2013から歌劇「さまよえるオランダ人」で
クリスティアン・ティーレマンの指揮で第2幕の途中まで。
2013年7月25日にバイロイト祝祭劇場におけるライブ録音。
2012年から2016年と2018年の6年間に上演された
ジャン・フィリップ・グローガー演出による「オランダ人」で
2013年の録音である。7月25日、8月3,6,13,20,24日の
全6回が上演されて、その初日で音楽祭の開幕公演。
ティーレマンの音は基本的に骨太で、ドイツの響きであり、
荒々しさや素朴ともいえる渋い音色、しかしその一方で
現在のティーレマンの魅力となっているのが、しなやかで
自在な動きを手に入れているのであり、この上ない感動だ。
素っ気なく鳴り出すと思えば、突如、絶妙な歌わせ方であり、
ティーレマンほどワーグナーをわかっている人はいないし、
この演奏ならば、いつまでも聞き続けていたいと思わせる。
先日も聞いたアンドリス・ネルソンスの「ローエングリン」など、
本当に素晴らしい演奏だが、ライブだと音楽と舞台の間で
どうも噛み合っていないところがあって、しかしここでは、
そういう場面というのが、ほとんどない。ティーレマンは、
ワーグナーを知り抜いて、バイロイトを知り抜いている。

OPUS ARTE OA CD9043D

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2019年9月 3日 (火)

落語につぶやき 303~盗用

20190903

Twitterで「究極の傍観者」なる者に
過去の記事を断りなく利用された。
私はこれを盗用だと思っている。不愉快。
この不愉快の源は何なのか?というと
引用するならば、出典元を明らかにすべき。
記事をシェアとか、リツイートというならば、
その記事に対する何らかの自身の見解を
同時に表記すべきだと思う。それがない。
どういう理由で使用したのかわからない。
ただ勝手に転用しているのだから盗用だ。
いまの時代、人の記事をシェアするとか、
当たり前のことなのかもしれないけれど、
改めていうまでもなく、匿名性によって、
ならば何をしてもいいというのは許されない。
「究極の傍観者」なんという、名前の通りに
勝手なことを無責任にしているのならば、
罰せられるべきだと思う。実に不愉快だ。

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ミヒャエル・ギーレン 43

ミヒャエル・ギーレン・エディション(第8集)から
シュトゥットガルト放送交響楽団の演奏により
シェーンベルクのペレアスとメリザンド 作品5
1973年4月13日にシュトゥットガルト・リーダーハレ、
室内交響曲 第1番 作品9
1974年10月11,12日にシュトゥットガルト放送、
ワルシャワの生き残り 作品46
1971年9月25日にシュトゥットガルト放送、
現代詩篇 作品50c
1979年2月24日にシュヴェービッシュで収録。
1970年代のシュトゥットガルト放送交響楽団との演奏で
ペレアスとメリザンドがこれまで聞いてきたイメージと
かなり違って、驚くほど明晰で、隠れていたところや
音に埋もれて聞き流されていたところまで描き尽くし、
やはりギーレンならではの衝撃と深い感動がある。
しかしそこに捉われていると細部が際立つことになり、
全体の流れが失われ、そういうのは、二度目からは
気にならなくなるのだが、ギーレンの解釈、音作りは、
重要な成果であって、これはぜひ取り入れてほしい。
語りや合唱の入る「ワルシャワの生き残り」や詩篇も
響きがかつてなく鮮やかにくっきりとして、素晴らしい。

SWR>>music CD-No.SWR19063CD

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2019年9月 2日 (月)

9月2日の感想

横浜高島屋のかながわ名産展に寄ってきた。
先週の水曜から今日が最終日。県内の名店が
いろいろ揃っていたが、今回、買ってきたのは、
箱根湯本ちもとの湯もちと小田原のういろう。
小田原のういろうは名古屋のとは違っていて、
でも東海道小田原宿の本店に行きたいところ。
鎌倉御成町のBeBeというフレッシュチーズの
店が来ていて、鎌倉に行ったら寄ってみよう。

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2019年9月 1日 (日)

キース・ジャレット 18

1976年のキース・ジャレットを聞いている。
ECMのStaircaseでキース・ジャレットのソロ・アルバム。
1976年5月にパリのスタジオ・デヴで収録されている。
Staircase(階段)、Hourglass(砂時計)、Sundial(日時計)、
Sand(砂)、それぞれが2つから3つのパートからなり、
つまり合計で11曲が収録されている。11曲というか、
全体はひとつの流れの中にあり、11の小品が連続して、
連なりの中で演奏されていくような、74分の大作である。
ジャズともクラシックともハッキリした区分けはできないし、
この時代の極端に実験的な方向性でもなく、とはいえ、
キース・ジャレットがどこかに向かっているのは明らかで
独特な世界観がある。現在はCDで1枚に収まって、
しかし当時は、LPの2枚で裏表にそれぞれの場面が、
別々で収録されていたわけだから、聞く側の印象も
多少変わってきているのかもしれない。74分全体が、
連続して発展して進んでいく方が感動も大きいように
いまでは思われる。聞けば聞くほど、深い味わいだ。

CDR945

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