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2019年9月11日 (水)

ジャン・フィリップ・コラール 4

ジャン・フィリップ・コラールでフォーレの作品。
夜想曲の第1番から第11番(1973.6.1-14)
パリのサル・ワグラムで収録されている。
いつも書いているが、フォーレの夜想曲が大好きで
若き日のジャン・フィリップ・コラールの名盤であり、
聞けば聞くほどに、この陰影のある音楽は最高だ。
ジャン・フィリップ・コラールは慎重に音色を吟味し、
精妙な響きを再現しているけれど、ちょっと堅くて、
50年近くが経過して、現在ならば、もっと自然体で
いきいきと躍動の中で音楽を進めるのではないかと
思うのである。しかし一方で、短調への切り替わり、
展開における激しさのある緊張、鮮やかな変化は
若い感性ならではの仕上がりで、鋭く、ハッとして、
衝撃の瞬間がある。音楽はシンプルで穏やかに
静寂を基調としながら内面的な密度は圧倒的で
これだからフォーレが好きである。明日は続き。

ERATO 0190295633578

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