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2020年1月 9日 (木)

コヴェントガーデン王立歌劇場

アレクサンダー・ギブソン指揮コヴェントガーデン王立歌劇場で
プッチーニの歌劇「トスカ」から第2幕と第3幕を聞いている。
1957年7月1日にコヴェントガーデン王立歌劇場で収録。
カヴァラドッシは捕えられ、第2幕になると悲劇的な響きとなり、
歌劇の絶望的な展開というのは、人を惹きつけ、感動させる。
敵役が重要でスカルピアだが、第2幕での極悪ぶりは強烈。
ふてぶてしく、ジャンジャコモ・グエルフィが圧倒的存在感だ。
そして何よりカヴァラドッシのフランコ・コレッリで、この役を
得意にしていたそうで、異常な熱気とともに大興奮となる。
第3幕の「星は光りぬ」など、歌い終わりで拍手が起こり、
オーケストラの演奏がかき消されてしまうという盛り上がり。
この音源がCD化されている価値というのが、聞いてみると
よく理由がわかる気がする。まさに歴史的な公演の記録だ。
空砲による見せかけの処刑と思われたのが、本物であり、
逃亡の企ての歓喜から一気に突き落とされるトスカであり、
そういうところでのプッチーニの表現はあまりに鮮やかだ。

OPUS ARTE OA CD9024D

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