« ロリン・マゼール 53 | トップページ | マイケル・ティルソン・トーマス 1 »

2020年7月29日 (水)

ロリン・マゼール 54

ロリン・マゼール指揮クリーブランド管弦楽団で
ガーシュインの歌劇「ポーギーとベス」の第3幕、
1975年8月18-21日にマソニック・オーディトリアム。
ハリケーンの後、第3幕は短いのだが、物語は展開して、
音楽も充実して、素晴らしい。ポーギーはベスのために
クラウンを殺害してしまう。重要参考人ということだが、
警察に拘留されて、しかし証拠不十分で釈放される。
解放された喜びの心情が反映されて、明るいのだが、
その拘留中の一週間にベスは、麻薬の売人と共に
ニューヨークへ逃げてしまって、話は最悪の方向だ。
ベスはクラウンとポーギーとライフの間で移り気で
しかしそれにめげずにポーギーはベスの後を追い、
ニューヨークへと旅立つ。その威勢のいい終曲の
歌のない組曲版の音源だが、昔、NHKのラジオで
番組のタイトル音楽に使われていたので、ここは、
すごく親しみがあって、そういう点でも第3幕はいい。
カルメンとドン・ホセの関係に似ているところがあるし、
プッチーニの「西部の娘」とも共通項がある気がして、
ストーリーはありがちだが、音楽が最高に魅力的だ。

DECCA 478 7779

|

« ロリン・マゼール 53 | トップページ | マイケル・ティルソン・トーマス 1 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ロリン・マゼール 53 | トップページ | マイケル・ティルソン・トーマス 1 »