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2020年7月28日 (火)

ロリン・マゼール 53

ロリン・マゼール指揮クリーブランド管弦楽団で
ガーシュインの歌劇「ポーギーとベス」の第2幕、
1975年8月18-21日にマソニック・オーディトリアム。
黒人社会のキャットフィッシュ・ロウ(なまず横丁)の物語で
黒人の役に黒人を起用する厳格な取り決めがあるのだが、
ポーギーはウィラード・ホワイトで、他がいない当たり役で
この役では有名だが、1988年のラトル盤でも歌っている。
第2幕も魅力的で「ポーギーとベス」にすっかりはまった。
様々な作品で、嵐の場面というのが描かれてきているが、
ここでも第2幕の第3場から第4場でハリケーンが来襲し、
嵐の音楽である。直接的な描写ではなく、風雨や雷の音に
屋内で怯えている人々の心理が音楽に反映されているが
ジャズ風の洒落たセンスと第2幕の最大の盛り上がりだ。
パリのアメリカ人でラヴェルを訪ねたエピソードは有名だが、
ガーシュインの輝きのオーケストラ・サウンドも素晴らしい。

DECCA 478 7779

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