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2020年8月22日 (土)

チコちゃんに叱られる

NHK「チコちゃんに叱られる」より

「肉じゃがってなに?」
海軍の料理を任されていた主厨(しゅちゅう)が
リウマチと気管支炎がひどい東郷平八郎のため
栄養の摂れるビーフシチューを作ろうとしたが、
材料を集められず、赤ワインの代わりに醤油を
甘みを出すのに砂糖を加え、料理を完成させた。
味は違っていたが、おいしく、甘煮と名付けられ、
後に肉じゃがと呼ばれ、家庭料理の代表となった。


「お地蔵さんって誰?」
2500年前に亡くなったお釈迦様の代わりに
すべての人を救ってくれるのが地蔵菩薩で
それは閻魔大王であると考えられている。
ヒンドゥー教の裁きの神、仏教の救いの神で
お地蔵様の姿になって、見守ってくれている。
日本へは平安時代に伝わり、恐ろしい閻魔は
人々の道徳心を育てると考えられてきた。


「なぜ子供は縁石の上を歩くのか?」
子供にとって、新たなアフォーダンスの発見で、
自分の能力を高めようとしている。また限界の
ギリギリに挑戦するフロー体験をしたいと思う。
大人になるとフロー体験に入り込まなくなるが、
横断歩道で白線だけを踏むのはそれといえる。


「指揮者はなぜ手を振るのか?」
作曲家は演奏するために曲を書き、作曲者自身が
演奏していたが、時代が過ぎ、過去の作曲家による
作品を再現するようになった。メンデルスゾーンは、
埋もれていたバッハのマタイ受難曲を見つけ出し、
人々に紹介したいと考えた。過去の作品を解釈し、
表現するために指揮者の存在が必要となった。
奏者は指揮者の指揮を見て演奏し、ズレが生じて、
指揮者は先振りという一瞬先の未来を演じている。


「なぜ夏に怖い話をするのか?」
夏になると怖い話をするのは日本だけである。
お盆には無縁仏や悪霊も戻ってくると考えられ、
恨みや怒りを鎮める供養の盆狂言が行われた。
夏は歌舞伎の芝居小屋に客が寄り付かなくなり、
クーラーのない時代、夏は芝居の天敵であった。
客の入りも悪くベテランの役者が夏休みをとって、
若手だけで興行を打たなくてはならない小屋は、
盆狂言に目を付け、派手な演出で客を集めた。
1804年の「天竺徳兵衛韓噺」がはじまりであり、
「四谷怪談」「番町皿屋敷」「牡丹燈籠」などの
現在につながる歌舞伎の名演目が生まれた。

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