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2020年8月21日 (金)

小澤征爾 9

小澤征爾の指揮によるベルリンフィルの演奏で
ガーシュインのラプソディ・イン・ブルー
「アイ・ガット・リズム」による変奏曲
「キャトフィッシュ・ロウ」組曲
1983年6月8-12日にベルリンのフィルハーモニー。
前半のピアノ独奏はアレクシス・ワイセンベルクで
この上質さは最高だ。独特の硬質な響きを聞かせて、
ワイセンベルクの奏法がジャズ的でないという批評が
よくあるのだが、これだからこその気品に満ちており、
クリアに爽快に聞かせるスタイルは、私は好きである。
暑苦しい演奏よりもずっとよく、ジャズ演奏における、
上品さは大切だと思っている。タキシードをまとって、
格式の高いガーシュインであり、その粒立ちのよさと
美しい音色は圧倒的なのである。小澤征爾の指揮で
ボストンでなく、ベルリンフィルで録音しているところに
まず戦略的な意図が感じられて、企画の面白さだが、
私はこのCDは心地よくて、大成功だと思っている。

Warner 0825646139514

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