ミヒャエル・ギーレン 51
ミヒャエル・ギーレン指揮南西ドイツ放送交響楽団で
シェーンベルクの5つの管弦楽曲 作品16
ハインリヒ・シフの独奏によるチェロ協奏曲 ニ長調
(マティアス・ゲオルグ・モンのチェンバロ協奏曲)
現代詩篇 作品50c、管弦楽のための変奏曲 作品31
1987年9月~1988年7月にSWRスタジオ5で収録。
ギーレン・エディションで新ウィーン楽派を聞いているが、
今日は別録音でシェーンベルクの作品を聞いている。
1987年というギーレンが前衛で冴えていた時代だが、
鋭く切り込んで、この明確に表現される心地よさは
圧倒的な存在感だけど、研き抜かれた響きが美しく、
深く踏み込んで描き出される音楽は感動的である。
チェロ協奏曲はヨーヨー・マの録音を知っていたが、
ハインリヒ・シフの演奏もあったのだ。楽しい曲だが、
たいへんな難曲だというし、ギーレンなので明瞭。
CDR976
| 固定リンク
コメント