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2020年8月 6日 (木)

マリス・ヤンソンス 9

マリス・ヤンソンス指揮サンクトペテルブルク・フィルで
ラフマニノフの交響曲 第2番 ホ短調 作品27、
スケルツォ ニ短調、ヴォカリーズ 作品34-14、
1993年9月13-16日にサンクトペテルブルクで収録。
ラフマニノフの独特の甘美に歌い込まれているのだが、
ヤンソンスは響きをスッキリと精妙にコントロールして、
引き締まった音楽なので、いつもながら好きである。
じっくり歌い上げると緩慢になりがちな作品なのだが、
ヤンソンスは非常にシンフォニックに深いところまで
鋭くえぐり出すように描いていくので、緊張感がある。
滑らかにまとめるのではなく、激しくときに嵐のような、
緊迫した展開が素晴らしい。メリハリが効果的である。
レニングラード・フィルからサンクトペテルブルクへと
1991年に改称されて、ムラヴィンスキーの時代の
雰囲気が色濃く残っていた時代であり、ヤンソンスも
巨匠からの多大な影響を受けて、力強い表現である。

WARNER 0825646278275

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