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2020年8月23日 (日)

アレクシス・ワイセンベルク 6

アレクシス・ワイセンベルクの1960年代の名盤。
ラフマニノフのピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
ジョルジュ・プレートル指揮シカゴ交響楽団と協演、
1967年11月27,28日にシカゴ・オーケストラ・ホール、
バルトークのピアノ協奏曲 第2番
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団、
1969年11月10,12日にフィラデルフィア・タウンホール。
ワイセンベルクが好きになったのって、このCDだったと
1980年代の後半には、ワイセンベルクはまだ現役で
その頃、いろいろな演奏を夢中になって聞いていたのだ。
久しぶりに聞きたくなって出してもやはり圧倒的な演奏。
その感動は、時間が経って、ますます大きいように思う。
ラフマニノフのピアノ協奏曲は、リヒテルは第2番を弾き、
ミケランジェリは第4番を弾いた。第3番に関しては、
ラフマニノフ自身の録音が残されており、それが絶対で
他のピアノストは手を出さないということがあったらしい。
例外はホロヴィッツで作曲者にその演奏を評価されて、
自由に弾いていた。そうした状況をついに破ったのが、
このワイセンベルクの演奏であった。恐るべき集中力で
濃密に歌い込まれるこの凝縮された仕上がりは奇跡だ。
なにかワイセンベルクに神懸ったものが感じられる。

RCA 09026-61396-2

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