« アレクシス・ワイセンベルク 7 | トップページ | 小澤征爾 12 »

2020年9月28日 (月)

小澤征爾 11

小澤征爾の指揮によるチャイコフスキーを聞く。
サンフランシスコ交響楽団でロメオとジュリエット、
1972年6月にクパチーノのフリント・センター、
パリ管弦楽団でバレエ組曲「くるみ割り人形」、
1974年2月25-27日にパリのサル・ワグラムで収録。
小澤征爾の指揮によるチャイコフスキーの交響曲を
収録順に聞いている。間に幻想序曲とバレエ組曲で
アメリカとフランスのオーケストラでそれぞれ独特の
音色があると思うのだが、少しだけ重めの表現を
そこに持ち込んで、するとロシアの雰囲気が生まれ、
作品の響きを大切にする小澤征爾の音作りだなと
実に引き込まれる。基本はスッキリとした音楽だが、
粘りのある歌わせ方でチャイコフスキーにはいい。
誠実に丁寧な解釈で音楽に向き合っている姿には、
日本人ならば、必ず共感するところではあるけれど、
小澤征爾の若き日の名盤だ。ロメオとジュリエットは
ベルリオーズとプロコフィエフによる同名の作品と
組み合わされていた。また「くるみ割り人形」組曲は、
「眠れる森の美女」組曲との組み合わせであった。

CDR982

|

« アレクシス・ワイセンベルク 7 | トップページ | 小澤征爾 12 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アレクシス・ワイセンベルク 7 | トップページ | 小澤征爾 12 »