« パーヴォ・ベルグルンド 9 | トップページ | リッカルド・ムーティ 29 »

2020年9月 7日 (月)

フランソワ・グザヴィエ・ロト 7

フランソワ・グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルで
ドビュッシーの牧神の午後への前奏曲、
バレエ「遊戯」、夜想曲(合唱:レ・クリ・ド・パリ)
2018年1月にパリのフィルハーモニーで収録。
音の感触としては、ザラザラと生々しいものがあり、
普通に聞いているイメージとは全く違う印象だが、
時代楽器の採用による初演時の響きの再現と
解釈における研究成果の圧倒的説得力もあって、
知的な面白さもあるけれど、心地よさが勝って、
結論としては、ドビュッシーの音楽の素晴らしさは、
不変なものなのである。しかしそれにしてもやはり
フランソワ・グザヴィエ・ロトの鋭い感性には感動。
音楽の真実を探求しつつ、原点から見つめ直して、
完全に再構築していくその活動には目が離せない。
繊細な柔らかさよりも激烈な仕上がりなのである。

harmonia mundi HMM905291

|

« パーヴォ・ベルグルンド 9 | トップページ | リッカルド・ムーティ 29 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« パーヴォ・ベルグルンド 9 | トップページ | リッカルド・ムーティ 29 »