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2020年9月18日 (金)

キース・ジャレット 63

1996年のキース・ジャレットを聞いている。
A Multitude of Angelsでトリノでのソロ・コンサート。
1996年10月28日にトリノのテアトロ・レッジョで収録。
1996年のイタリア・ツアーからトリノ王立歌劇場での
ソロ・コンサートで、キース・ジャレットは、なぜだか、
歌劇場でのコンサートが多いのだが、それについて、
どこかに理由は書いていないだろうか。気になる。
馬蹄形の劇場空間が好みとか?歌劇場での演奏に
意味があるのか?歌劇はすべての芸術における、
その頂点に位置しているのであり、場所が重要か。
トリノでの演奏は少々辛口のファンにはたまらない、
まさに通好みの世界観にハマってしまう。感動した。
聴衆を甘く喜ばせるような緩さはどこにも存在せず、
聞く側にも集中が求められるし、硬質な仕上がりだ。
それが素晴らしい。密度の高さは、圧倒的である。
ジャズが取り入れられている現代音楽があるけれど、
現代音楽の即興で、ジャズを超越しているのでは。
純粋なジャズファンの方に聞いてみたいと思うけど、
これはジャズなのであろうか。キース・ジャレットは
どこかの枠にはめるようなことができないところが
格別な存在であり、その奇跡のうちの一つである。

ECM 2502 570 2466

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