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2020年9月13日 (日)

リッカルド・ムーティ 31

ムーティの指揮によるフィラデルフィア管弦楽団で
レオンカヴァッロの歌劇「道化師」を聞いている。
1992年2月にフィラデルフィアの音楽アカデミー。
ムーティの1979年のフィルハーモニア管弦楽団との
「道化師」を聞いたので、それから12年が経過して、
フィラデルフィアでの演奏会形式によるライブ録音。
ここでの聞きものはカニオを歌うパヴァロッティだが、
ムーティの指揮は、さらにたっぷりと豊かな音になり、
すると普通な印象になった気もして、シャープな音で
強烈な個性は1979年の方が圧倒的かと思うのだが、
どちらにしても素晴らしい。歌劇「道化師」については、
まだ私が子供であった頃に父がLPで聞いていた、
オペラ・アリア集の中の「衣装を付けろ」で惹かれて、
そこが原点となっているが、ずっと「道化師」が好きで
私がいま好きな理由というのは、レオンカヴァッロが
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の影響を
大きく受けているというところにあると思う。後半で
劇中劇の場面もそうだと書いたが、冒頭のトニオの
前口上の語りもザックスのモノローグを思わせる。
このところよく聞いたが、聞けば聞くほど好きになる。

CDR980

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