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2020年9月29日 (火)

小澤征爾 12

小澤征爾の指揮によるパリ管弦楽団の演奏で
チャイコフスキーの交響曲 第6番 ロ短調 作品74
1974年2月25-27日にパリのサル・ワグラムで収録。
小澤征爾のチャイコフスキーを収録順に聞いている。
パリ管弦楽団との録音はここまでであり、この先は、
いよいよボストンでの活躍へと移行していくのだが、
パリ管弦楽団も色彩豊かな表現で、濃密さもあり、
この「悲愴」は感動的だ。心に響いてくる演奏である。
小澤征爾の音作りも隅々まで心を行き届かせて、
基本的にスッキリとした音楽が鳴り出すのだけれど、
「悲愴」という交響曲が、濃厚になりすぎないのは、
チャイコフスキーの作曲にも大いによるのだと思う。
いろいろ仕掛けもあって、個性的ではあるのだが、
名演で聞くと「悲愴」って素晴らしいと思うのである。
小澤征爾は1986年にボストン交響楽団で「悲愴」を
再録音しており、順番にいずれそちらも聞きたい。

CDR983

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