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2020年9月10日 (木)

マレイ・ペライア 12

マレイ・ペライアでシューマンの作品を聞いている。
ダヴィッド同盟舞曲集 作品6、幻想小曲集 作品12
1972年12月、1973年6月にニューヨークで収録。
CBSへのデビュー盤でペライアが25歳のときの録音。
歯切れのよさは弾力性を生んで、その対比となる
オイゼビウスのゆったりとした表現では、滑らかに
まさに抒情的な美しさ。昔、ペライアの強音は汚いと
そういうことをいっている人がいたが、メリハリであり、
荒々しさが美しさを際立たせて、音楽の生命である。
若々しい演奏だと思うけど、それはほとんど先入観で
どちらかといえば、落ち着いた響きと貫禄すら感じる。
新人の出す一枚目を聞き、その場で絶賛するのって、
なかなか自分の耳に相当な自信がないとできないが、
それをした人がいたから現在のペライアがあるわけで、
50年近くが経過して、あまりにも魅力的な名盤である。

SONY 88985416702

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