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2020年10月 9日 (金)

アルフレッド・ブレンデル 34

アルフレッド・ブレンデルによるベートーヴェンで
ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 作品31-1
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 作品31-2
ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 作品49-2
ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 作品54
ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調 作品81a
1977年6月1-10日にロンドンで収録されている。
ブレンデルの二度目の全集を収録順に聞いてきたが、
これで完成である。作品31からの2曲は、1992年に
三度目の全集録音で最初に取り上げられているが、
明瞭で豊かな表情のディテール処理のそちらに比べ、
ここでは速度感にも勢いがあり、推進力ある演奏で
旧録音の方がよいところもあると実に感動的である。
装飾的で分散傾向の第16番だが、ブレンデルは、
見事に引き締まった音楽を聞かせており、陰影と
深みのある響きは断然に素晴らしく、これは名演だ。
続いて、かわいらしい存在の第20番と第22番だが、
軽妙にといいたいところだけど、しっかりとした響きで
まさに充実の演奏である。最後に第26番「告別」で
1970年代の本当に素晴らしいピアノ・ソナタ全集だ。

DECCA 478 2607

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