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2020年10月18日 (日)

アレクシス・ワイセンベルク 8

アレクシス・ワイセンベルクのショパンを聞いている。
ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35「葬送」
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
1975年9,10月と1976年4月にサル・ワグラム、
幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
1967年10月9日にパリのサル・ワグラムで収録。
昔のCDを出して、ワイセンベルクのショパンだが、
「葬送」が1970年代半ばにしては、音が硬すぎる。
リマスターされた再発盤ならば改善されているのか?
しかし演奏は圧倒的に素晴らしい。黒光りする音で
恐るべき強靭な表現法で力強く突き進んでいくが、
それが実に美しいのである。甘美な味わいはなく、
引き締まって、どこにも隙のない硬質なショパンだ。
第3番の方が音に艶があり、色彩も魅力的である。
終楽章での驚異的な技巧を活かした鮮やかな動き、
上に下に駆け巡る指回りの速さは、奇跡的である。
幻想ポロネーズはやはりモノトーンな仕上がりで
共通して、硬質な響きが美しい独特なショパンだ。

EMI CDM 7 63158 2

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