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2020年10月23日 (金)

キース・ジャレット 66

1998年のキース・ジャレットを聞いている。
ECMのAfter the Fallでニューアークでのライブ録音。
I: The Masquerade Is Over, Scrapple From The Apple,
Old Folks, Autumn Leaves
II: Bouncin' With Bud, Doxy, I'll See You Again,
Late Lament, One for Majid,
Santa Claus Is Coming To Town,
Moment's Notice, When I Fall In Love
1998年11月14日にパフォーミング・アーツ・センター。
ゲイリー・ピーコックとジャック・ディジョネットとのトリオ。
キース・ジャレットの二年間の休養からの復帰の公演で
1998年秋のライブである。この状況は現在に似ており、
2016年のライブはCDになっているが、その後の話を
聞かなくなってしまった。それがついにキースの近況が
発表されたのである。2018年に脳卒中を患い、左手に
麻痺が残ってしまったという。1998年と現在の違いは、
キース・ジャレットが公の場で演奏することは二度とない。
どんなに回復したとしてもできることはカップを握ること、
それくらいだと本人が伝えたという。1998年の演奏は、
最初のうちは力が抜けている印象で、何か以前と違い、
極度に研ぎ澄まされている感覚はなくなって、すると
普通のジャズが流れるのだけど、しかしこのライブは
先に進んでいくにつれ、キース・ジャレットがしだいに
自分を取り戻していく姿に感動する。重要な記録だ。

ECM 2590/91 671 6506

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