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2020年10月10日 (土)

ギャリック・オールソン 12

ギャリック・オールソンによるスクリャービンの作品で
練習曲 嬰ハ短調 作品2-1、12の練習曲 作品8、
8つの練習曲 作品42、練習曲 変ホ長調 作品49-1、
練習曲 変ホ長調 作品56-4、3つの練習曲 作品65
2004年9月にニューヨークのウエストチェスターで収録。
1876年製スタインウェイのコンサート・グランドを使用し、
演奏しているようである。スクリャービンの作曲当時の
雰囲気を濃厚に伝えてくれているように思うのだが、
そうした古い楽器でもギャリック・オールソンの演奏に
時代的なものを感じることはないので、過去と現在の
共存が見事に成立していて、そこは実に上手さである。
音色的には、ギャリック・オールソンもよく使用している
ベーゼンドルファーの感じに似ていて、こうした傾向が
好きなのだと思う。スクリャービンの練習曲は大好きで、
特にこの演奏と音色からは、19世紀ロシアの空気が
伝わってくるが、若いときのロマンティックな作品から
後期の神秘主義への時代の移り変わりが興味深い。
でもスタインウェイの最新モデルで聞かせてくれたなら
ぜひ聞いてみたいと再録音をちょっと期待してしまう。

BRIDGE 9287

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