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2020年10月21日 (水)

ダニエル・バレンボイム 45

ダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンで
ブラームスの交響曲 第1番 ハ短調 作品68
2017年10月にベルリンのピエール・ブーレーズ・ザール。
思った以上に穏やかな響きで深刻さよりも前向きである。
ピエール・ブーレーズ・ザールの音もあるかもしれないが、
明るい音色で滑らかに柔らかさがあって、耳にも優しい。
バレンボイムはこの上なく想いを込めて表現している。
ブラームスの厳粛な響きより音楽への愛情が優った。
細やかなところまで丁寧に豊かに描き込まれているが、
そこには少しの力みもなくて、どこまでも自然体である。
バレンボイムのブラームスはシカゴでの全集があって、
そちらはもっと力強く、引き締まっていたと思うのだが、
それから30年近く経つけれど、その印象もあるので、
このブラームスの安らぎというのは、少し驚きであった。
しかし現在のバレンボイムはさらに進化して、偉大で
ますます素晴らしい。新境地が示されている気がする。

DG 00289 483 5251

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