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2020年11月 3日 (火)

コヴェントガーデン王立歌劇場

ゲオルグ・ショルティ指揮コヴェントガーデン王立歌劇場で
ワーグナーの楽劇「ワルキューレ」第2幕を聞いている。
1961年10月2日にコヴェントガーデン王立歌劇場で収録。
DECCAでの「指環」全曲もロンドンでのこれらの上演も
当時のショルティは、その後の我々が思っているような、
大きな地位を築いていたわけではないようで、中堅だが、
60年前の録音を聞いて、全く古さを感じさせない響きで
明確な音楽を聞かせている。場面の流れが合理的であり、
むしろ現代的である。モノラル録音でなければ、現在の
演奏と思ってしまってもおかしくない。ここにあるすべてを
明瞭に鳴らし、明るく、くっきりとした響きはいまの感覚だ。
ハンス・ホッターのウォータンであり、第2幕は感動的だ。
DECCAの「ワルキューレ」でもウォータンを歌っているが、
その他の配役に関しては、不思議と全く重なっていない。
ロンドンの上演は別チームで臨んでいるといった印象だ。
「ワルキューレ」の第2幕は、私自身も大好きなのだが、
この長く変化のない場面進行でショルティは飽きさせず、
舞台の動きをシャープに聞かせ、実にしなやかである。

TESTAMENT SBT4 1495

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