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2021年1月18日 (月)

ベルトラン・ド・ビリー 3

ベルトラン・ド・ビリー指揮ウィーン放送交響楽団で
ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」から第1幕と第2幕、
1805年の初演時を再現しての上演である。
2005年8月にアンデア・ウィーン劇場で収録。
レオノーレ序曲 第2番ではじまり、全3幕の構成、
後に削除された曲、修正された曲も演奏されるし、
独特な印象が面白い。ブルックナーの交響曲が
初稿で演奏されるとむしろ前衛的な感じがするが、
それに似ていて、ここでのベルトラン・ド・ビリーが、
不確定要素を際立たせているのかもしれないが、
半音階的に安定しない感覚も見られて、新しい。
削除された曲に関しては、逆だけど、普段に比べ、
追加されているように思ってしまうので、やはり、
音楽的には後の改訂版の方が合理的な流れだ。
上演形体に関心が向いてしまうのだが、演奏も
ベルトラン・ド・ビリーはいきいきとリアルな音色で
生命力あふれる音楽に感動する。明日は第3幕。

OEHMS OC919

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