アンドリス・ネルソンス 17
アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団で
ショスタコーヴィチの交響曲 第6番 ロ短調 作品54
劇音楽「リア王」組曲 作品58a
祝典序曲 作品96
2017年4,5月にボストン・シンフォニー・ホールで収録。
アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団による
ショスタコーヴィチの交響曲を収録順に聞いている。
これは素晴らしく、ネルソンスのショスタコーヴィチが
どうも合うように感じられ、いまのところ、どれもいい。
ブルックナーの交響曲よりもショスタコーヴィチの方が、
ネルソンスにはいいように思え、順調に聞けている。
深刻さはないのだが、どこか柔らかい響きに包まれ、
美しさもあり、その美しさとは希望の音色なのである。
こちらの心境の変化もあるが、時代も変わっており、
ショスタコーヴィチの表現も昔とは、全く違っている。
ネルソンスのこのシリーズでそうした新しい感性を
発見するのであり、ショスタコーヴィチも近くなった。
こんなにも楽しく聞けたことって、これまであったか。
後半は「リア王」組曲だが、さらに劇的な展開であり、
炸裂する音色に圧倒され、そして祝典序曲が最高。
のびのびと力も抜けて、音が喜んでいるのを感じる。
いきいきと躍動し、音楽は解放され、鳴りきっている。
厳しく迫ってくるところはどこにもなくて、実に新鮮だ。
DG 483 6728
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