« フランク・ペーター・ツィンマーマン 3 | トップページ | イングリット・ヘブラー 2 »

2025年7月12日 (土)

ミシェル・ベロフ 12

ミシェル・ベロフによるメシアンで
幼子イエスに注ぐ20の眼差し
1969年9月17,18,30日、10月13日にサル・ワグラム。
ミシェル・ベロフでメシアンの作品を聞いている。
ベロフの初期の録音でメシアンの作品が有名で、
輝かしいキャリアは、メシアンにはじまっていると
そういうイメージがあるのだが、このときベロフは
19歳なのであり、それを思うとやはり驚きである。
特別な才能であり、一般人の考えは当てはまらず、
それはわかるけれど、19歳の若さで成熟しており、
このメシアンの演奏は、信じがたい完成度である。
ベロフに続いて、ピエール・ローラン・エマールや
ロジェ・ムラロの例もあり、メシアンの音楽により
才能を開花させる、そういうピアニストが一定して、
フランスには現れるのであり、共通性があるのか、
それこそ凡人には理解の及ばない事実である。
メシアンの才能、その音楽と作品が受け継がれ、
フランスの音楽が築きあげられ、現在があると、
オリヴィエ・メシアンこそ、偉大な作曲家であると
それがいえるのかもしれない。美しい音楽であり、
清らかな響きに聞こえる崇高な精神なのであり、
キリスト教の宗教性については、理解はないが、
その音楽には強く惹かれて、感動するのである。

ERATO 5021732419385

|

« フランク・ペーター・ツィンマーマン 3 | トップページ | イングリット・ヘブラー 2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« フランク・ペーター・ツィンマーマン 3 | トップページ | イングリット・ヘブラー 2 »