2009年12月30日 (水)

さん喬・鯉昇・雲助

TBS落語研究会で放送された三席をDVD-Rに保存。
この年末にぴったりのネタ。そして冬の噺。
さん喬師匠の「掛取萬歳」、鯉昇師匠の「時そば」、
そして雲助師匠の「夜鷹そば屋」という
大晦日の情景とそば屋の噺を二題。
さん喬師匠の「掛取萬歳」は面白い。芸達者だ!
狂歌、義太夫、喧嘩、芝居、萬歳、何ともいいなあ~。
最後にさん喬師匠の「どうぞよいお年をお迎えください」って。
続いてお馴染みの「時そば」だが、この噺は鯉昇師匠!
そばを食べる場面、本当においしそうでおいしそうで…
もちろん前半の一文ごまかす客の方だけど。
食べるシーンもいろんな所作も鯉昇師匠は素晴らしい!
「夜鷹そば屋」という噺ははじめて聞いた。
渋い噺で…雲助師匠の声がいいし、芝居みたい。
一文なしの流れ者(惣吉)はカッコよくって…
そば屋のじいさんとばあさんはちょっとうるさいが
でもすごくいい人で…楽しいんだけど涙出てきちゃう。
感動した。やっぱり雲助師匠はいいなあ~。

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2009年12月23日 (水)

古今亭志ん八の会

「井戸の茶碗」散歩を堪能して
都営浅草線の高輪台から日本橋へ。
高島屋の出口を出て、日本橋を渡って、
夜はお江戸日本橋亭の志ん八さんの会に行ってきた。
今回は特別ゲストが登場!志ん五師匠である。

柳家さん市:寿限無
古今亭志ん八:男の約束
古今亭志ん五:井戸の茶碗
古今亭志ん八:穴どろ


まずはさん市さんが登場。はじめて会えた。
さん喬一門で…喬の字・小太郎・小んぶ・さん市の順番。
さん市さんはまだ前座になって日が浅いんだ…
いや…でもすごく落ち着いて…上手かった。
渋いんだけど、きっちり安心して聞けて、実力あるぞ!
「寿限無」の後半で加速していくところも鮮やかに決まっていたし。
志ん八さんの一席目は新作で「男の約束」。
楽しかった。何ともいえない微妙な空気が絶品。
オチはびっくりで…とってつけたような展開がおかしくて!
でもそのしっかり驚かせるところは、新作の醍醐味だし、
一方で噺の構成で古典落語の展開・作り方がしっかり見えてきて、
その点では、きちんとできている印象もあるし、
志ん八さんはやっぱり勉強しているんだな…という。
古典から学び取ったことを新作でいかして、
新作を作ることでそれが古典を演じるときの助けになる。
志ん八さんにはこれからも新作にチャレンジしてほしい。
それで古典でもどんどん実力を上げてもらって、応援しています。
そして志ん五師匠の登場!実は聞くのは久しぶりだ!
カッコいい~!めちゃカッコいい~渋い!
まずは志ん八さんの師匠として、ご挨拶があって、
弟子教育の中でいつも言っていること、それは「正直に」。
おっ、来た!正直者といえば…清兵衛さん。
「麻布の茗荷谷に…」。「井戸の茶碗」だ!ホントに?
さっきまで「井戸の茶碗」の舞台を歩いていたら
夜は本物が聞ける。それも志ん五師匠で。
驚きと感激!こんなこともあるんだ!
何て今日は素晴らしい日なのでしょう。
想いが通じたのかな。志ん五師匠はよかった~感動。
今年のトリは志ん八さんの「穴どろ」で大晦日の情景。
季節の噺ということでその空気にぴったり気持ちもひとつになって、
大店に上がりこんで、飲んで…食って…酔っ払いになる場面、
志ん八さんはよかった!「穴どろ」はいいなあ。楽しい。
「夏泥」の反対で「冬泥」かな。あったかい気持ちになれるような…
でもこの噺は、本当は泥棒に入っているわけではないので…
そこもちょっと違って、悪人ということでもないし…
大店の旦那も今日は大晦日でめでたいことがあったので…
叱って聞かせてこのまま帰らせると…何となくそういうところ
すっきり気持ちが晴れるような、なかなかいい噺だと思う。
そういうことで…すごく満たされた思いに感謝しつつ…
今年の落語はこれにて終了。ありがとうございました。

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2009年12月20日 (日)

古今亭志ん輔 「文七元結」

TBS落語研究会で放送された
「古今亭志ん輔」特集からの二席をDVD-Rに保存。
「品川心中(上)」「文七元結」
まずは「品川心中」だが、今回(上)というからには
今後(下)があるかもしれないとのことで
ここではいつもの通り、金蔵が品川の海から上がってきて
ずぶ濡れ姿で親分の家に来て、大騒ぎというところまでだが、
お染にその仕返しをしてやろうというのが(下)なのである。
品川心中の(下)は聞いたことがないので、ぜひお願いします。
そして「文七元結」は、年内に聞くのもこれで最後かな…
ちょうど先週「文七元結」の長兵衛さんの情景を歩いてきたので
志ん輔師匠で改めて聞きつつ…確認しつつ…思い出しつつ…
やはり「文七元結」は格別だ!感動的で何とも素晴らしい。
私は志ん輔師匠が大好きなので…いい噺で最高である。
目で見て…目の前に情景が広がる。その描写の豊かさ。
そして耳で聞いて…噺をじっくり聞かせてくれる…
いま一番魅力的な落語家のひとりである。
「文七元結」「芝浜」…年末の噺を聞けるのももうちょっとだ…
今のこの季節感が何とも心地よく、冷たい風が身にしみて…
もうい~くつ寝ると「御慶!永日!」

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2009年12月13日 (日)

さん若!ばっきゃの会

「文七元結」散歩で長兵衛さんを体験した後
蔵前から急いで神保町の落語カフェへ。
「第2回 さん若!ばっきゃの会」を聞きに。

柳家さん若:鈴が森
柳家さん若:棒鱈
柳家さん若:粗忽の釘


一席目は泥棒のマクラからドジな新米が登場で
「出来心」かな…と思ったら「鈴が森」ではないか!
「鈴が森」は面白いのだ!最高である!大好きな噺。
ずっと思っていることだが、さん若さんはキャラ作りが魅力で
最近はその演じ方もちょっと派手に濃厚な仕上がりで、
そこに味があるので、こういう噺は会場も大盛り上がり。
噺の登場人物のキャラに頼りすぎもいけないそうだけど…
でもさん若さんの持ち味はそこら辺にあるのかな…って
なかなかはじけて…私はいいなあと思っています。
続いて二席目も「棒鱈」でこちらも明るく楽しい噺。
酔っ払いと田舎侍の描き方がいい。元気!
隣通しの部屋だけど、噺の中で行ったり来たり…
場面はころころ変わるのだが、鮮やかだったし!
仲入り後、ネタ下しの「粗忽の釘」である。
これまた大好きな噺で…面白いのだ。
ちょうど先週も朝太さんの「粗忽の釘」を聞いたばかり。
でもここが面白いのだが、朝太さんは古今亭の「粗忽の釘」で
さん若さんはさん喬師匠から教わったそうだけど
こちらは柳家の「粗忽の釘」なのである。
噺の流れは一緒だが、細かいところはかなり違っている。
古今亭の方が、くすぐりが多くて、
とにかく場面ごとに毎回笑わされている印象だが、
柳家の方がきっちりと聞かせて、場面で細かく笑わせるより
「粗忽の釘」という噺全体で笑わせるという感じなのである。
よくいえば…格調高い仕上がりといえるような…
しかしどちらにしても「粗忽の釘」は楽しい噺。
さん若さんの粗忽ものはいいなあ。
「粗忽の使者」もあるし、できたら「松曳き」をリクエスト!
アンケート用紙にリクエストしたのは「百川」なんだけど。

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2009年12月12日 (土)

深夜便 落語100選から

今年4月からはじまった「ラジオ深夜便 落語100選」
毎月最終週の火曜、水曜の深夜に放送されているが、
録りためた五席を今日はCD化して聞いている。

古今亭菊之丞:元犬
三遊亭歌武蔵:強情灸
橘家圓太郎:子ほめ
林家たい平:紙屑屋
柳家権太楼:町内の若い衆


お馴染みの大好きな噺家さんが登場だが、
例によって…持ち時間は短いのだけど…
でも魅力的なのである。この辺はさすが!
今回は特に歌武蔵さんの「強情灸」がよかった!
朝早く…銭湯で熱いお湯に入る場面は面白すぎ。
権太楼師匠のおかみさんはここでも強烈。
たった12分だけど、権太楼ワールド絶好調!

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2009年12月 5日 (土)

黒門亭で朝太・一九・小満ん

今日は小満ん師匠の「中村仲蔵」を聞きに黒門亭へ。
第1部が一九師匠で第2部が小満ん師匠という親子会でもある。
そしてもうひとりのお目当てが朝太さん。大好きなのです。
念には念を入れて、早めに出た。今日はバッチリで順調に到着!
寒いし、天気も下り坂で客の入りはいまいちだった。
でも今日の黒門亭は結果的にすごくいい内容となって大満足!


第1部
古今亭きょう介:子ほめ
古今亭朝太:粗忽の釘
林家錦平:錦の袈裟
五明楼玉の輔:小間物屋政談
柳家一九:浜野矩随


開場前に何となく不慣れな前座さんが登場で
そうしたらまだ新しい前座さんのきょう介さんだった。
志ん橋師匠の三番目のお弟子さんで志ん坊さんの弟弟子。
早速でもう出会えちゃって、うれしい。応援しますよ!
まだあまりにも初々しい印象で…でも声もよく出ているし、
だんだん慣れて…乗ってくるような感じで
ときどき志ん橋師匠の口調も聞こえてくるし、期待します!
そして朝太さん登場。出てきてくれるだけで空気が和らぐ!
マクラで…テレビ出演されるそうです。健康番組。楽しみ。

⇒ 2010年1月24日(日) AM 7:00-7:30 TBS「カラダのキモチ」
今日の噺は「粗忽の釘」。朝太さんで聞くのは二回目。
これが面白くって面白くって…やっぱり朝太さんはいいなあ~
錦平師匠が「錦の袈裟」。前回は「ねずみ」を聞いたのだけど
今回もきっちりと古典を本格的に聞かせてくださる。
仲入り後に玉の輔さん。聞いたことのない噺だ。
「小間物屋政談」という演目だけ知っていたが、聞けた!
玉の輔さんは独特の雰囲気に力が抜けてきているのだけど…
今日はちょっと集中できなかったのかな…
下りていくときに「間違えちゃった!」って大きな声で
それもまた愛嬌で人から好かれるキャラではあると思うけど。
第1部のトリは一九師匠の「浜野矩随」。感動した!
すごくよかった。じっくり聞いた。言葉が心に染みる。
「浜野矩随」って、矩随さんの母親が自害してしまうので
なんか後味悪い…素晴らしい人情噺ではあるのだけど…
どうも聞き方がわからない…という思いが強かったのだが、
一九師匠で聞いたら、今日は少しわかった気がする…という。
「浜野矩随」はいいなあ…って、心から思えたので
それは一九師匠に感謝の気持ちでいっぱいで…よかった!

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第2部
林家扇:道具屋
柳家喬の字:千早ふる
橘家圓十郎:茶の湯
柳家小満ん:中村仲蔵


第2部の前座さんは扇さん。聞くのは二回目?
きょう介さんの教育係も兼ねていたみたいで
しっかりおねえさんという…落ち着いてきたのかな?
喬の字さんは「千早ふる」で今日は鳴り物入り。
よく勉強して…いろんなことに挑戦しているのが伝わってきて
二ツ目になって…今年一年でたくさんのことを吸収したのだろうという。
圓十郎さんははじめて聞く。噂には聞いていたけれどデッカイ!
でも「茶の湯」の定吉がかわいらしくて…私は「茶の湯」が大好きなのである。
そして今日のトリは、いよいよ小満ん師匠の「中村仲蔵」だ。
私は小満ん師匠が大好きなので…とにかくすべてに感動しちゃったのだが
前半は「千両役者」の由来から江戸の芝居の歴史をしっかり解説して下さり、
そして中村仲蔵が名代の役者に出世していくまでの歩みも丁寧に
もちろん「仮名手本忠臣蔵」のストーリーも含めて、
芝居の仕組みや実際の上演の様子、様々な情景が刷り込まれていく。
そして夕立にあって、そば屋での…仲蔵が「定九郎」の新解釈を生み出す場面、
幕が上がって、初日の忠臣蔵五段目の様子。夢中になって…引き込まれた。
以前から「中村仲蔵」って、渋くって好きな噺ではあったのだが、
こんなに感動して、胸がいっぱいになるとは…
小満ん師匠には本当にますます私は惚れこんでしまった。
終演後、いつものように小満ん師匠がお見送りで明るく挨拶できた。
今年は何席も素晴らしい噺をありがとうございました。
そして来年またお会いできるのを楽しみにしています。


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2009年11月29日 (日)

伯楽・ロケット団・小燕枝

今日はNHK「真打ち競演」からの四席を聞いている。
渋谷のNHK放送センターで収録された録音で
今回は落語三席の間に色物でロケット団を入れてみた。

柳家甚語楼:黄金の大黒
金原亭伯楽:夢の酒
ロケット団:漫才
柳亭小燕枝:万金丹


実はここでの三人の師匠方とロケット団は
まだ実演では聞いたことがなくて…
もちろん面白いし、すごく魅力的なのだけど…
本当は実演を体験していると音だけで聞いても違うんだなって。
もちろん写真で顔は知っているけれど、やはり表情とか動作とか…
間の取り方や息づかい、空間をどう扱うのか?
その辺を知っていると録音で聞いても印象が変わるのである。
逆には、ここで録音を聞いて…実際の高座を聞いてみたいと!
大人気のロケット団は、面白い~!さすが!絶好調!

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2009年11月19日 (木)

柳家小満ん 「竹の水仙」

昨日の「柳家小満んの会」で買ってきたCDを聞いている。
前回の9月18日の関内ホールでの録音で
「辰巳の辻占」「藁人形」「竹の水仙」の三席。
今回はそれぞれ時間も長く、また充実の内容で2枚組。
前回の9月もすごくよかったので、録音が欲しい、
そして何度も繰り返し聞きたいという三席だったのだが、
これが実際にCDで聞いてみても素晴らしい!
前半の「辰巳の辻占」と「藁人形」ですでに一時間なのだが、
「辰巳の辻占」は若手もずいぶんかけているけれど
小満ん師匠のような大師匠だと、また違った味わい深さ。
「藁人形」は普段聞いて…あまり後味よくない噺でもあるのだが、
ところどころ人情噺のような仕上がりで、感動してしまう。
後半の「竹の水仙」。左甚五郎は絶品!録音もいい。

CDは下記のサイトからも購入できます。
みなさんもぜひお聞きになってください。
http://www.comann.info/

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2009年11月18日 (水)

第95回 柳家小満んの会

今日は今年最後の「横浜 柳家小満んの会」。
「文七元結」である。ずっと楽しみにしていた。
いつもながら入口で小満ん師匠にご挨拶をして、
前回の9月の会のCDを購入。明日ゆっくり聞きます。

古今亭志ん坊:子ほめ
柳家小満ん:権兵衛狸
柳家小満ん:ご同伴
柳家小満ん:文七元結

今回の前座さんは志ん坊さん。横浜に来てくれたんだ!
私のお気に入りの前座さんで…横浜で聞けるのはまた格別!
小満ん師匠の一席目は「権兵衛狸」。これがよかったのだ。
何とも味わい深い心地のよい空気。
田舎の夜は静かに更けてゆき…
どんどん…ごんべえ~…どんどん…ごんべえ~
小満ん師匠の声が気持ちいい。情景が目の前に広がる。
大ネタを後に控えて、軽く導入かな?と思ったら、
素晴らしい一席。「権兵衛狸」って、こんなにいい噺だったんだ。
続いて二席目は「ご同伴」。この噺ははじめて聞く。
無一文の三人組がキザな若旦那にご同伴して遊びに行こうという噺。
ここで登場の若旦那というのが「酢豆腐」で出てくるキザな若旦那。
「トロゲンでげす」って何?「土口原」で「吉原」だそうだ。
同じ若旦那でも「明烏」とは大違い。嫌味な存在が面白さ。
仲入り後、いよいよ「文七元結」。やっぱりいい噺だ。
何度聞いても「文七元結」は特別に感じる。
若手真打だと物語を劇的に聞かせるために
いろいろ描写を加えたり、派手に演出する場合も見受けられるが、
小満ん師匠はそういう部分を一切排除して、本質のみという印象。
本当に感動する。素晴らしい!何て魅力的な一席。
これも…若手が演じるより…長兵衛親方が落ち着いて感じられて
もちろん「文七元結」の中心人物は長兵衛さんだが、
特に際立たせることはなしに…しかし結果的に引き立って
素晴らしかったのだ。あともう一つ…あまり湿っぽくしない。
長兵衛さんは前向きで、やり直そう…何とかしよう…という
後悔よりも前に進もうという強い意志が伝わってくる。
小満ん師匠の長兵衛さんを見ているとこちらも元気になれた。
お久が戻ってくるところなど、まさにおめでたい仕上がり。
最後に茅場町にあったという「文七元結」の由来を説明して下さり、
感動的な噺で…締めは明るく、今年はこれでお開き。
小満ん師匠、ありがとうございました。
次回は新年1月18日(月) 第96回 横浜 柳家小満んの会
演目は「鮑のし」「高野違い」「清正公酒屋」です。

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2009年11月 8日 (日)

歌武蔵・市馬・白酒・雲助

TBS落語研究会で放送された四席をDVD-Rに保存。
以前から録りためてあった二席と最近放送の二席。
歌武蔵さんの「風呂敷」と市馬師匠の「粗忽の使者」。
この二席が先月末に放送されたもので、さらには…
白酒さんの「今戸の狐」、雲助師匠の「宿屋の富」。
歌武蔵さんの「風呂敷」を聞くと基本はいつもと全く同じで
しかし存在感が違って…独特の世界が広がって、面白い。
私は「風呂敷」という噺が大好きで、脱出のマジックである。
そして市馬師匠の「粗忽の使者」も素晴らしい。
考えてみるとこの噺も私は大好きで、とにかく爆笑噺。
市馬師匠の朗らかな雰囲気でこののんびりとした噺を聞いていると
いつの間にか幸せな気分になってきて、いいなあ~
粗忽のやり取りが面白さだが、職人とお侍の関係が滑稽!
白酒さんには「待ってました!」の声がかかって「今戸の狐」。
題名はたまに見かけるが、比較的珍しいのではないか!
白酒さんがまじめにきちっと古典をやっているけれど、
もちろん面白くって、楽しくって、魅力があふれ出るようで。
聞き違いにはじまって、言葉のいい違い、地味だけどいい噺かも。
トリは雲助師匠の「宿屋の富」でいうまでもなく素晴らしい。
本当に味わい深く…もちろん楽しくって、心地いい雰囲気。
今も昔も…宝くじや富くじは永遠の憧れ!
当ったら何に使う?という…買わないと当たらない…

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