2021年の節分
2021年の節分は、2月2日だそうである。
節分というのは、2月3日だと思っていた。
立春の前日が節分であり、季節を分けるので、
節分なのであって、その立春が実は動くらしい。
37年前の昭和59年には、2月4日が節分で、
全く記憶にないのだが、2月2日の節分だと
明治30年(1897)以来の124年ぶりだという。
2021年の節分は、2月2日だそうである。
節分というのは、2月3日だと思っていた。
立春の前日が節分であり、季節を分けるので、
節分なのであって、その立春が実は動くらしい。
37年前の昭和59年には、2月4日が節分で、
全く記憶にないのだが、2月2日の節分だと
明治30年(1897)以来の124年ぶりだという。
朝日新聞の夕刊に連載されている
「うめ婆行状記」(宇江佐真理遺作)を
読んでいる。毎日、楽しみにしている。
(二十八)より「土用のうめ」
夏の土用は立秋の前の十八日間を指し、
一年中で最も暑い時季だ。江戸の町々には
鰻を焼く香ばしい匂いが立ち込めていた。
現在は夏の土用の鰻というと七月下旬で
これから暑い夏を迎えるのに鰻を食べて、
スタミナを付けて乗り越えよう!という感じだが、
一方で江戸時代の旧暦の土用を考えてみると
今でいえば九月のはじめであり、夏バテの体に
鰻で滋養を付ける…という感じだったのかも。
今日でも鰻は値が張るのだが、江戸時代には
まだ養殖は行われていなかったので、川で獲れる
天然ものしかなく、さらに貴重であったはずである。
その鰻を香ばしく焼いて、匂いで食欲も出ただろうし、
食も進んで、元気が出たはず。鰻を食べたらもう秋。
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「鳩居堂の日本のしきたり豆知識」より「重陽の節句」。
9月9日は、重陽の節句である。五節句のうちでは、
一番馴染みのないのが、この重陽だが、菊の節句とも。
中国の陰陽説では、奇数を陽とし、陽の究極で九が重なる…
この日はたいへんにおめでたいと…それで「重陽」なのだ。
こちらも旧暦なので、菊はこれからだが、九月は菊の季節。
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「鳩居堂の日本のしきたり豆知識」より「お月見」。
9月8日だったので、少し過ぎてしまったが、復習。
旧暦の八月十五日の満月を中秋の名月、十五夜といい、
「お月見」といえば、この満月を指す…ということである。
旧暦の頃には、月の満ち欠けによって、月日を知り、
それに従って農業を行ってきた日本人にとっては、
十五夜は収穫の感謝祭でもあった。芋の収穫期であり、
「芋名月」とも呼ばれていたとか。秋の澄んだ夜空の下、
すすきや団子、芋などを飾り、酒宴を楽しむ風雅な習慣。
どうも今年は天気に恵まれない九月ではあるのだが。
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「鳩居堂の日本のしきたり豆知識」より「七夕」。
梅雨の最中で、曇り空の七夕だが、こちらも旧暦なので
本来はひと月半ほど先のことであり、天の川も八月である。
でもせっかくなので、七夕について調べてみることにして、
七夕とは、七月七日の夜という意味でシチセキとも読む。
平安時代には、里芋の葉に付いた夜露を集め、墨をすり、
梶の葉に願い事を書くという行事も行われていたようだ。
そして重要なのは、お盆の前に穢れを洗い清めるために、
七夕の日に髪を洗ったり、子供や牛、馬に水浴びをさせる、
また仏壇や硯を洗うなどの風習も行われていたのである。
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「鳩居堂の日本のしきたり豆知識」より「桃の節句」。
ここでは「節句」について、今日では、桃の節句と
五月の端午の節句で知られているけれど、
本来は五節句といって、一月七日の「人日(じんじつ)」、
三月三日の「上巳(じょうし)」、五月五日の「端午」、
七月七日の「七夕(しちせき)」、九月九日の「重陽(ちょうよう)」
これらの五つをいうのである。桃の節句の「上巳」とは、
旧暦三月の「上旬の巳の日」のことであり、魏の時代の中国では、
三月三日を上巳として、川で身を清め、不浄を祓う習慣があった。
日本に伝わってからは、紙の人形を川や海に流して、祓いを行い、
現在に伝わる流し雛は、平安時代の原型をとどめている。
紙の人形が雛人形へと形を変え、江戸時代には庶民の間でも
女の子の健やかな成長を願う行事として、広く親しまれていた。
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「鳩居堂の日本のしきたり豆知識」より「節分」。
読んでみると…これがまた勉強になる。面白い。
節分とは、元々は、立春、立夏、立秋、立冬、
四季の分かれ目の前日を意味する言葉だった。
立春が一年で最初に訪れる節目であり、
新たな年のはじまりとも考えられていた。
家の入口に柊の枝に鰯の頭を刺したものを差すのは、
柊の葉のトゲと鰯の悪臭で疫鬼を追い払うとか。
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「鳩居堂の日本のしきたり豆知識」より「お年玉」。
三方の上に半紙や奉書紙を敷き、裏白というシダの葉を
白い面を表にして餅をのせ、橙、昆布、紙垂などを飾る鏡餅。
鏡餅は歳神様へのお供えであり、神様が宿ると考えられている。
古くは、歳神様にお供えしたお餅を奉公人や子供たち、
目下の人に分け与えるものを「お年玉」と呼んだのであった。
お供え餅には霊力があり、賜るという意味が込められている。
ポチ袋にお金を入れて渡すようになったのは、明治以降のことか?
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