2019年10月 8日 (火)

鈴本演芸場 10月上席

埼玉の叔父夫婦を春に末廣亭に案内したのだが、
今回は鈴本に行ってみたいと母も連れて上野へ。
喬太郎さんがトリなので、早い時間から大行列。
立ち見の出る超満員。さすがにすごい人気だ。


昼席
林家八楽:子ほめ
柳家やなぎ:転失気
翁家勝丸:太神楽曲芸
三遊亭歌司:漫談
柳亭燕路:辰巳の辻占
笑組:漫才
春風亭百栄:誘拐家族
春風亭一之輔:黄金の大黒
のだゆき:音楽漫談
春風亭一朝:芝居の喧嘩
-仲入り-
ロケット団:漫才
柳家小ゑん:ぐつぐつ
隅田川馬石:浮世床-夢
ダーク広和:奇術
柳家喬太郎:花筏


顔付けがいいので、楽しく聞けるのは間違いなく、
あとはどんな噺を聞かせてくれるかで変わってくるが、
そこは好みの問題であり、仲入り前の一朝師匠から
後半はすごくよかったのだ。やっぱり私は毎度のこと
小ゑん師匠が好きなので、お馴染み「ぐつぐつ」だけど
一番、楽しかったのが「ぐつぐつ」。馬石さんもよくて、
実ははじまりで、ああ「浮世床」だなと…聞いているし、
あんまり好きでなくて、テンションが下がったのだけど、
それが面白くて、馬石さんの雰囲気、魅力が出ていて、
以前に聞いたのと全然違うような印象もあるのだが、
意外性からもすっかりハマって聞き入ってしまった。


ハネてから不忍池にある下町資料館に行ってきた。
ここの展示は素晴らしい。明治・大正から戦後の頃。

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2019年4月26日 (金)

新宿末廣亭 4月下席

末廣亭の4月下席は顔付けがまたよくて、
今月、二度目の新宿で昼席に行ってきた。
小里ん師匠がトリで小燕枝師匠も出ているし、
今日は志ん橋師匠が代演。そのかわりに
権太楼師匠が休演にはがっかり。惜しい。


昼席
柳家り助:二人旅
柳家小はぜ:たらちね
ダーク広和:マジック
春風亭三朝:新聞記事
桃月庵白酒:ざるや
東京ガールズ:邦楽バラエティ
橘家半蔵:代書屋
入船亭扇遊:浮世床 夢
三増紋之助:曲独楽
柳亭小燕枝:短命
金原亭伯楽:親子酒
林家正楽:紙切り
柳家小さん:長短
-仲入り-
柳家海舟:ちりとてちん
笑組:漫才
金原亭馬の助:九年母~百面相
古今亭志ん橋:熊の皮
鏡味仙三郎社中:太神楽曲芸
柳家小里ん:蜘蛛駕籠


楽しみにしていた重要な要素に権太楼師匠がいたので、
休演には正直、ショックだったのだけど、それについては、
前日の代演情報で調べてあったし、こういうこともある。
小さん師匠が代演だが、寄席で聞く「長短」って大好きで、
今日聞いていても本当に魅力の詰まった噺だと思った。
馬の助師匠が与太郎のバカの小噺から酒粕の噺になり、
「からぬけ」であろうと思ったのだが、後半は権助さんで
「九年母(くねんぼ)」という噺であった。はじめて聞いた。
こちらも小噺の範疇で短いのだが、クネンボとは柑橘で
ミカンの品種のひとつだが、箱に九つ入っていたので、
それで「九年母」であろうと勘違い、中の二つを抜いて、
「七年母」といって、先方にお届けする。調べてみると
クネンボは、沖縄では「クニブー」と呼ばれるとある。
クニブーも聞いたことはないが、落語でも珍品の扱い。
小里ん師匠はお馴染みの「蜘蛛駕籠」だがよかった。

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2019年4月 5日 (金)

新宿末廣亭 4月上席

埼玉の叔父夫婦が来て、こちらも母と新宿へ。
末廣亭の4月上席に行ってきた。10時半には
新宿三丁目で待ち合わせ、伊勢丹で買い物をして、
追分だんごで団子を買って、開演前に腹ごしらえ。
昼のトリが一九さんで、小満ん師匠も出ている。


昼席
春風亭一猿:子ほめ
柳家ほたる:動物園
ストレート松浦:ジャグリング
柳家一琴:山号寺号
橘家圓太郎:真田小僧
林家楽一:紙切り
桂藤兵衛:強情灸
柳家小はん:親子酒
三増紋之助:曲独楽
柳家さん喬:時そば
柳家権太楼:代書屋
アサダ二世:奇術
柳家小満ん:粗忽長屋
-仲入り-
春風亭勢朝:大師の杵
すず風にゃん子・金魚:漫才
柳家小さん:高砂や
桂南喬:壺算
翁家和助・小花:太神楽曲芸
柳家一九:妾馬


いい顔付けとは思っていたけれど、すごくよかった。
それぞれ噺もしっかり、時間も長めなのではないかと
途中、そんな印象であったのだが、時間通りの進行で
押すことはなく、それだけ充実していたのだなと思う。
一九さんは「妾馬」でたっぷり30分超。いい噺である。
さん喬・権太楼の流れはやはり最高であった。隙がない。

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2018年12月25日 (火)

新宿末廣亭 12月下席

寄席に行ってみたいという埼玉の叔父を連れて、
末廣亭の12月下席に行ってきた。10時に到着の
新宿湘南ラインで新宿まで来てもらって、こちらは
母と一緒に東横線から副都心線で新宿三丁目へ。
昼のトリが小ゑん師匠で、小満ん師匠も出ている。

昼席
林家彦星:牛ほめ
柳家ほたる:猫と金魚
林家楽一:紙切り
古今亭志ん好:鈴ヶ森
柳亭左龍:初天神
丸山おさむ:声帯模写
春風亭勢朝:大師の杵
林家正蔵:読書の時間
東京ガールズ:三味線演芸
林家正雀:松山鏡
柳家小団治:つる
アサダ二世:奇術
柳家小満ん:宮戸川
-仲入り-
林家彦いち:掛け声指南
ロケット団:漫才
林家しん平:クリ正月
夢月亭清磨:モテたい
翁家勝丸:太神楽曲芸
柳家小ゑん:下町せんべい

「今日はクリスマス…そういう日に寄席に来る」という、
みんな、そうした入り方だったのだが、実に面白くて、
たくさん笑って、大満足の一日であった。前半が古典、
仲入り後は新作という顔付けのイメージはあるけれど、
全体に自由な空気が漂って、古典も明るい雰囲気で
理想的な展開。小ゑん師匠も近年のクリスマス事情から
日本的なところでの粋なものと野暮なものとの違いで
噺は「下町せんべい」であった。知っているのに比べて、
いろいろと進化していた。「下町せんべい」も好きである。
そういう中で、しん平師匠がクリスマスと正月の漫談だが、
面白かったし、流石に目の付け所と分析力が素晴らしい。
ネタ帳的には「クリ正月」という題名になっているようだ。
おせちのお重で身の入っていない看板の伊勢海老に
隣にありそうな栗きんとんを詰めてしまういたずらである。
今年の締めで一年を振り返るロケット団の漫才も最高。
ひとつ、覚えておきたいのが、志ん好さんの「鈴ヶ森」で
お馴染みの喜多八師匠の「鈴ヶ森」とは違った型らしい。
志ん五師匠(先代)が演っていたと聞いたことがあるので、
もしかすると志ん五師匠の「鈴ヶ森」かも。オチも違う。

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2018年6月 7日 (木)

新宿末廣亭 6月上席

朝日新聞の懸賞で平日招待券が当たって、
母を連れて、新宿末廣亭に行ってきた。

昼席
柳家寿伴:平林
柳家さん若:のめる
ひびきわたる:漫談
春風亭一之輔:たらちめ
春風亭百栄:誘拐家族
ホンキートンク:漫才
三遊亭歌奴:新聞記事
五明楼玉の輔:お菊の皿
アサダ二世:奇術
三遊亭若圓歌:漫談
柳家小袁治:初天神
立花家橘之助:俗曲
三遊亭金馬:夢の酒
-仲入り-
柳家小傳次:寿司屋水滸伝
江戸家小猫:動物鳴きまね
柳家はん治:粗忽長屋
柳家小団治:大安売り
翁家勝丸:大神楽
柳家喬之助:締め込み

まもなく真打のさん若さんは久しぶりに聞いたけど、
さん喬師匠にそっくりで驚いた。小平太になるらしい。
一之輔さんが「たらちめ(たらちね)」で、実は土曜日に
鈴本で弟子のきいちさんの「たらちめ」を聞いたけど、
師匠のを聞いてみたら忠実に同じでそちらも驚いた。
それが師弟関係なのであり、教わった師匠の特徴が
すっかり移って出てきてしまうのは、不思議である。
百栄さんが「誘拐家族」で面白い。調子がずれていて、
意表を突く展開へと迷い込んでいく笑いは、いかにも
新作にはありがちな作りとなっているけれど、傑作。
小袁治師匠が「初天神」である。飴を落とすところまで。
はん治師匠の「粗忽長屋」は大好きだ。独特な喋りが
この粗忽ワールドに絶妙にマッチしていて、もう最高。
私は小団治師匠も大好きなのだけど、「大安売り」で
これはお馴染みなところか、スイッチが落ちてしまった。
トリは喬之助さんで、縁起を取り込む泥棒のマクラから
噺はそこに夫婦も加わる「締め込み」だったのだけど、
登場人物も三人とも若い印象だし、その辺の印象が
実にいい感じで、こういう噺は喬之助さんにぴったり。

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2018年6月 2日 (土)

鈴本演芸場 6月上席

小ゑん師匠が昼席のトリで
久々の鈴本に行ってきた。

昼席
春風亭きいち:たらちね
柳家圭花:一目上がり
松旭斎美智・美登:奇術
林家しん平:まんじゅう怖い
古今亭菊丸:たがや
のだゆき:音楽漫談
春風亭柳朝:猫の皿
宝井琴調:徂徠豆腐
ニックス:漫才
春風亭正朝:野ざらし
-仲入り-
柳家小菊:俗曲
柳家小八:夏泥
林家彦いち:睨み合い(人身事故)
鏡味仙三郎社中:大神楽
柳家小ゑん:恨みの碓氷峠

しん平師匠が「まんじゅう怖い」だと思うのだけど、
改作されているのと前半の部分のみで、仲間内で
あれが好きだ、これが苦手だと楽しいやり取り。
かわいがっている弟分に好きな茶菓子を聞いて、
すると「兄貴のかみさん」と答える。兄貴の留守に
上げてくれて、茶を入れて、菓子も御馳走してくれる。
あべこべに苦手なものを訊ねると「嫌いなのは兄貴」、
そのやりとりは面白かった。三平一門の兄弟風景で
この弟分というのが、しん平師匠自身に思えて笑える。
すると兄貴は誰なの?って、そこはわからないけど。
柳朝さんが「猫の皿」だが、端師の道具屋さんが、
中山道を江戸へ今夜は熊谷泊まり、その手前で、
茶屋で一休みだが、御維新で上野の御山が焼け、
田舎に逃れてきた茶屋の主人であり、道具屋さんが、
もう江戸とはいわない、東京だという、明治の様子、
台詞に入っている細かい時代設定、描写がよかった。
小八さんは、真打になって、はじめて聞くかもしれないが、
「梅の栄」で上がって、爆笑芸を目指さず、渋いところは、
喜多八師匠の芸風を受け継いでいると懐かしい印象。
貧乏長屋の家の主が弱々しい、どうも虚弱体質的な、
それが「殺せ!殺せ!」と次第に威勢がよくなっていき、
泥棒と立場が逆転していく様子は、それこそ、まさに
喜多八ワールドを思い出してしまった。リアルに恐いと
客の笑いは少なく、空気も凍り付くような雰囲気であり、
しかし上手くて、すっかり引き込まれているのであって、
置き泥の人がいいのを通り越して、いつの間にか、
泥棒が押され、怯え出している様子は、緊張の中に
大爆笑を生み出すかも。文蔵さんは、そんな感じか?
彦いちさんが面白かった。調べてみたら「睨み合い」で
その中の一場面(人身事故の車内)を取り上げたらしい。
実際にあった出来事を落語にして、ドキュメンタリー風。
トリは小ゑん師匠で「恨みの碓氷峠」。景山さんが登場。
今日も絶好調だ。面白すぎる。アリバイ工作で行くのが
浅草演芸ホールで、ここは鈴本なのにいいのかなって、
思っていたのだが、後半のアリバイ崩しの場面になって、
代演でプログラムを刷り直すのは「老舗の鈴本」って、
そう、今日もきちんと実際の出演者が印刷されていた。
鈴本の楽屋では、社長のこだわりで、ネタ帳はいまも
しっかり墨をすって、本物の筆で書いているらしい。
筆ペンなんかは使わない。他の寄席は筆ペンなのか?
というような、土曜日、上野での楽しい一日であった。

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2017年10月 4日 (水)

新宿末廣亭 10月上席

朝日新聞の懸賞で末廣亭の平日券が当たって、
新宿の10月上席、昼のトリは志ん弥師匠で、
小満ん師匠も出ているし、末廣亭に行ってきた。

昼席
林家やまびこ:寿限無
古今亭ちよりん:本膳
ニックス:漫才
古今亭菊生:親子酒
三遊亭歌奴:初天神
ダーク広和:奇術
古今亭菊春:お血脈
橘家圓太郎:強情灸
ひびきわたる:キセル漫談
古今亭菊太楼:子ほめ
柳家小袁治:犬の目
柳家小菊:俗曲
柳家小満ん:締め込み
-仲入り-
蜃気楼龍玉:ぞろぞろ
ロケット団:漫才
古今亭菊之丞:短命
林家鉄平:代書屋
翁家小楽・和助:太神楽曲芸
古今亭志ん弥:幇間腹

菊生さんが「親子酒」で、息子が仕事先で飲まされてくるけれど、
「麹町の中澤さんに行ってきた」を連呼して、袖にいるのか?
続いて出てくる歌奴さんを意識して、思わず笑ってしまった。
やはり圓太郎さんがすごくよくって、歌奴さんや菊太楼さんと
若手の真打が絶好調の印象で、でも噺は定盤のネタというか。
私は小袁治師匠が大好きで、しかし「犬の目」はちょっと苦手。
一番嫌いな噺は「不精床」なのだけど、「犬の目」も同じく嫌い。
それでも小袁治師匠のお喋りは心地よくて、まあ、いいかと。
小満ん師匠は泥棒のマクラ、小噺から「締め込み」だった。
間男と思い込んで大暴れに怒っている旦那と風呂から帰って、
何をそんなに怒られているのか?意味も分からず、理不尽で
ヒステリックな反応をしているおかみさん、その喧嘩は恐ろしく、
一気に緊張が走るのだが、やかんの煮え湯を浴びた泥棒が、
まるで幇間の対応で、喧嘩の仲裁をするのは楽しいのである。
すっかり緊迫は和らいで、泥棒が「これを機に御贔屓願います」
このサゲは文楽師匠の形だと師匠にお聞きしたことがある。
菊之丞さんが「短命」で、夜席はこみちさんの真打披露なのに
この噺はあり?って、昼夜替われば、関係ないのだろうか。
その点では、お目出度い「寿限無」で開口しているのだけど。
昼のトリは、志ん弥師匠である。幇間のマクラになったので、
「愛宕山」を期待したいところだったけれど、時間も足りずに
幇間の小噺もたくさんで、若旦那の登場、「幇間腹」だった。
昼席のトリだし、軽い展開で16時30分にぴったりの終演。
帰りに「追分だんご」に寄って、豆大福の土産を買ってきた。

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2017年4月 5日 (水)

新宿末廣亭 4月上席

新宿の4月上席の昼のトリは小満ん師匠なので、
満開の桜をチラチラ見ながら、末廣亭に行ってきた。

昼席
春風亭朝七:子ほめ
柳家わさび:動物園
林家楽一:紙切り
三遊亭天どん:釜泥
柳家小せん:金明竹
江戸家小猫:動物鳴きまね
古今亭志ん輔:強情灸
むかし家今松:干物箱
ニックス:漫才
林家正蔵:漫談
金原亭伯楽:長屋の花見
松旭斉美智・美登:奇術
柳亭左楽:悋気の火の玉
-仲入り-
柳家一九:親子酒
笑組:漫才
桃月庵白酒:浮世床~本
柳家小団治:大安売り
翁家勝丸:太神楽曲芸
柳家小満ん:寝床

私的にはすごくいい顔付けで、わさびさんにはじまって、
志ん輔師匠、今松師匠に伯楽師匠、膝前が小団治師匠、
もちろん小満ん師匠のお弟子さんで一九師匠も登場だし、
それに代演の噺家さんがピタッと来た印象で、小せんさん、
ペヤングの文楽師匠に代わって、左楽師匠が出演なんて、
なんて魅力的な一日だ。花見に行っている場合ではない!
伯楽師匠の「長屋の花見」で十分である。しかしこれが、
「長屋の花見」はこの季節はどこに行っても聞けるような
あまりに有名すぎて、ちょっと避けたい印象もあるのだけど
楽しかったのである。目白の小さん師匠のイメージがあって、
全体にどこかでその空気感が、現在も残っているような…
そうした傾向があるのかもしれないが、伯楽師匠は金原亭、
つまり古今亭なので、台詞ではないところで違った雰囲気も
何か新鮮なものを見付けられたのかもしれないのである。
同様に白酒さんの「浮世床」だが、この太閤記を読む場面は、
しつこくてつまらないな…って思っていたのだが、面白くて、
笑って笑って、最高だった。本を読む表情が独特なのであり、
つっかえつっかえで、繰り返されるフレーズだけど、微妙に
変化を付けて、単なる繰り返しになっていない。ここは見事。
白酒さんの工夫と細かいところにまで緻密に笑いを求めて、
「浮世床」はこう聞かせるのだな…って、強く印象に残った。
小満ん師匠は「寝床」であった。お馴染みではあるけれど、
何度聞いても面白い。好きなのが、旦那がだんだん興奮して、
訳が分からなくなってきて、煙管の先を口に当ててしまって、
「あちち、熱いや」って、「もう寝ますから」って、怒りが爆発。
その沸騰していく過程を見ていると可笑しくて可笑しくて…
しかし番頭さんが少しずつなだめていくと表情が緩んできて、
「お長屋の衆が外で待ってますから」「みんな、好きだね」って、
満面の笑みでご機嫌になってしまう…その表情の移り変わり、
もう絶品である。「寝床」は、小満ん師匠に限るな!という。

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2016年4月 6日 (水)

新宿末廣亭 4月上席

朝日新聞で末廣亭の招待券が当たって、
今日は母を連れて、新宿へ行ってきた。
4月上席(昼)は小満ん師匠がトリなので、
平日の条件付きだけど、今週に決めていた。

昼席
柳家小かじ:出来心
柳家わさび:強情灸
ダーク広和:奇術
柳家三之助:のめる
隅田川馬石:鮑のし
笑組:漫才
柳家我太楼:権助芝居
桃月庵白酒:粗忽長屋
林家ペー:漫談
入船亭扇好:持参金
柳家さん福:五目講釈
三遊亭小円歌:三味線漫談
三遊亭金馬:孝行糖
-仲入り-
春風亭朝也:宮戸川
ホンキートンク:漫才
柳家三三:道具屋
柳家一九:桃太郎
翁家社中:太神楽曲芸
柳家小満ん:笠碁

わさびさんから三之助さん、馬石さん、我太楼さん、白酒さんと
若手による前半の流れが、なんともよかった。特に我太楼さんの
権助キャラには味があって、田舎芝居の七段目は面白すぎ。
小満ん師匠はお得意の「笠碁」であった。何度聞いてもいい。
旦那は碁の相手のいない苛立ちを小言で紛らわしているのだが、
店の外に友人が現れることで、ころっと機嫌が直ってしまったり、
小さなことにもいちいち一喜一憂して、その細やかな場面描写や
豊かな表情、満面の笑みは絶品である。「笠碁」は大好きだ。

父が昔、母親(私の祖母)を鈴本(建て替え前の鈴本である)へ
寄席見物に連れていったそうなのだけど、私も母と二人残って、
父と同じことをしているな…って、ちょっと親孝行の一日であった。
自由に出掛けられるようになったので、また小満んの会へ行こうと
誘っているのだが、やっぱり寄席はいいと楽しそうであった。

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2014年12月 1日 (月)

新宿末廣亭 12月上席

実は朝日新聞で末廣亭の招待券が当たって、
平日限定の条件付きだが、この12月上席が
顔付けがいいと先月から狙っていたのだ。
昼のトリが小燕枝師匠で、夜はさん喬師匠。
小満ん師匠も出られるし、久しぶりの権太楼師匠。

昼席
入船亭辰のこ:手紙無筆
月の家鏡太:たけのこ
東京ガールズ:三味線演芸
柳家花飛:元犬
橘家文左衛門:からぬけ
ホンキートンク:漫才
三遊亭歌武蔵:不精床
古今亭志ん弥:替り目~かっぽれ
松旭斉美智・美登:マジック
三遊亭歌之介:漫談
金原亭馬の助:権兵衛狸~百面相
林家二楽:紙切り
三遊亭金馬:ねぎまの殿様
-仲入り-
春風亭ぴっかり:やかん
ホームラン:漫才
桂文生:桃太郎
柳家権太楼:黄金の大黒
鏡味仙三郎・仙志郎:太神楽曲芸
柳亭小燕枝:猫の災難

文左衛門さんはやっぱり面白い。いつもながらの「からぬけ」で
あれだけ引き込まれるのだから。その点では、歌武蔵さんも。
私は志ん弥師匠が大好きで、噺は「替り目」だけど、よかった。
しかし寄席というのは、長時間なので、集中力が続くはずもなく、
権太楼師匠の高座は久しぶりで、大興奮の喜びだったのだが、
「黄金の大黒」に入った瞬間、スイッチが落ちてしまい、睡魔が!
小燕枝師匠も大好きなので、登場はうれしいのだけど、しかし
12月に入って、お酒の席も増える…あっ、これは「猫の災難」。
この辺は、入り方でわかってしまうのだが、よく知っている…
と思ったらもうダメだ。ちょうど疲労もピークに、睡魔との戦い。
でもやっぱり小燕枝師匠は素敵で、「猫の災難」は心地いい。

夜席
柳家さん坊:つる
柳家小太郎:猫と金魚
ニックス:漫才
三遊亭天歌:テロ弁当
林家彦いち:反対俥
伊藤夢葉:マジック
柳家さん福:一目上がり
三遊亭圓丈:シンデレラ伝説
林家ぺー:漫談
林家錦平:権助提灯
柳家小満ん:時そば
-仲入り-
柳家喬之進:家見舞い
大空遊平・かほり:漫才
柳家小袁治:紀州
古今亭志ん橋:出来心
柳家小菊:粋曲
柳家さん喬:井戸の茶碗

小太郎さんが「猫と金魚」で、この噺は久しぶりに聞いた。
噺もかなり忘れていたので、面白くて、面白くて、絶妙である。
新二ツ目の天歌さんが「テロ弁当」。前座でございます時代の
相当に以前、聞いているのだが、この噺も面白すぎる。ツボ。
彦いちさんは、昼席でいうと文左衛門さんに近いのだけど、
「反対俥」も定番ながら、何度聞いても面白い。マクラで
いろいろ喋りすぎたと…青森県五所川原への片道だけ。
お待ちかねの小満ん師匠は、寄席の定番「時そば」であった。
お腹すいたな…となって、仲入りで、少々腹ごしらえだけど、
その後が「家見舞い」はないよ!って、臭ってきそうだった。
喬之進さんも来春には真打昇進なので、準備万端か!
小袁治師匠が、時事ニュースの選挙の話題から「紀州」。
志ん橋師匠も寄席の定番「出来心」であったが、印象では、
以前の声が戻ってきている感じがして、うれしくなってしまう。
今日のトリは、さん喬師匠。屑屋さんの話題から「井戸の茶碗」。
さん喬師匠も実演では、久しぶりに聞いたけど、実は前回が、
やはり「井戸の茶碗」で、でも今回もすごく引き込まれて、
さん喬師匠のこの噺は、何度聞いてもいいなと…感動!

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