2009年4月 4日 (土)

新築住宅の見学会

今日は朝から現場(先週引越しをした住宅C)へ
残り仕事と外構工事をやっているので顔を出し、
昼からはそのまま、地下鉄に乗って湘南台へ
小田急線に乗り換え鶴川へ、町田市に行ってきた。
建築家の設計事務所に勤務していた時代の先輩に
竣工したばかりの新築住宅を見せてもらった。
鉄道とバスに乗っていただけなんだけど…
移動距離が長いとやはり疲れる…

20090404a

鶴川の駅からバスに乗って10分ほど行ったところ。
賑やかなところを抜けて、少しのどかな風景になり、
南斜面で日当たりもよく、すごくいいところである。

20090404b

薪ストーブがある吹き抜けリビングを中心に
各部屋が空間的に連続してつながり、
実際よりもかなり広く感じられる。
床面積をとれないときも思い切ってそこに高さを与えると
人間の感覚って、作用する方向に変化が出てくるのか?
感じ方が変わってくるのだ。豊かさが生まれる。

20090404c

この数年、建築コストは急激に上昇して
そして昨年からの極端な不景気が重なっているから
工事の金額をまとめて、建築を現実のものにするという
成し遂げることが極めて難しくなっているのだが、
こっそりこの住宅の建築コストを教えてもらったところ
より見栄えのする仕上がりに見せていく技、
重要なのは質感と色に関するセンスか…
正直、オーナーは得したのではないかなと思った。
写真は子供たちが遊んだり、本を読んだり、
勉強をしたりする子供リビングの床のフローリングである。

20090404d

再び鶴川までバスで戻り、小田急線でひと駅。
玉川学園にあるニラハウスを訪ねた。
藤森照信さんの設計による赤瀬川原平邸。
かなりの久しぶり。よく場所を覚えていた。

20090404e

竣工してまだそれほど時間がたっていない頃に行ったのだが、
昔の記録を調べてみたら、1998年4月11日のことだった。
ちょうど11年ぶりということか…今もニラは元気に!

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2009年3月13日 (金)

新築住宅の見学会

今日は午後から埼玉県川口市に行ってきた。
東京で京浜東北線に乗り換え、一本で行けるのだけど
川口で下りたのも、もちろん改札の外に出るのも初めてである!
建築家の設計事務所に勤務していた時代の先輩に
竣工したばかりの新築住宅を見せてもらった。

20090313a

音楽ホールが併設されている住宅である。
底は楕円で上に行くにつれて円に近づいていく
つまり柱が少し倒れているのだが、
円錐と円柱の間のような変形円筒形の部分、
外観で最も目立つがここが音楽ホール。

20090313b

音楽ホールの天井を下から見上げた写真。
湾曲した集成材がドームを形成して
集成材とスチールプレートできれいに納まっているけれど
私はこういう構法は普段あまり考えたことないので
正直な感想として、大変だろうな…というのが率直なところ。

20090313c

螺旋階段を上がって、今度は2階から
音楽ホールを見下ろす。
集成材による木造にこだわりがあって、
内装もすべて木質による空間である。

20090313d

その2階に上がっていく螺旋階段がこれ。
写真は上から下を見下ろしているが、
スチール製の手すりの色がいい感じ。
もちろん現場塗装だが、きれいに仕上がっていた。

20090313e

私的にすごく気に入ったのが、
かなり厚いムク材の板で作った住宅部分の階段。
節ありだけど、節の色合いもいい味を出しているし、
やっぱりムク板の上を歩く感じは最高!
というか、こういう板はなかなか手に入らなくなっている。
私も階段は同じムクでも木片を合成した集成材しか使ったことがない。

20090313f

夕方になって、帰りに夜景というか、
室内の明かりが外に漏れている写真。
昆虫のイメージのような外観に思えるが、
この形態・造形を表現したかったわけではないと思うけど、
室内の空間、機能によって、建築の形が決まってくるという
そういう発想は、私は好きである。
どうしても音楽ホールの部分が象徴的に映るが、
それは今回の場合には、設計者にとっても
オーナーにとっても望んでのことなのだろう。

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2009年2月 7日 (土)

新築住宅の見学会

今日はお昼に向かって、東西線で早稲田へ。
親しい私の先輩に新築住宅を見せてもらった。
かなりやりつくしているという自信作なのでは!

20090207a

立体を組み合わせたような外観で私もこういうのが好き。
平面で見ると軸線をずらしているような印象だが、
前回見せてもらった住宅も方向性は似ている感じで
それをさらに立体的に応用したのではないだろうか。

20090207b

地下に車庫があり、アルファロメオのクラシックタイプ?
アルファロメオの鮮やかな赤と床のタイルの色を合わせたり、
建築家とオーナーがこりにこった共同作業で何て素晴らしい!
こういう仕事を私もやりたい…実にうらやましいことで。
鉄筋コンクリート造の車庫から上の階へ上がろうと
閉ざされた空間から開かれた空間へと向かう
まず目に入ってくる光景がこの写真である。
私的には、この感じ、光の変化がすごく気に入って。

20090207c

全体の造形が立体の組み合わせだと書いたが、
空間構成を見ていくとスキップフロアになっている。
吹抜けの階段を通して、各空間は関係付けられていて
ここも私の好みの空間作りなのである。
立体のズレが生じるが、そこから光を集めるという演出。

20090207d

スキップフロアをつないでいる階段。
鉄板を折り曲げて、溶接してつないで。
これはカッコいい!きれいに納まっている。
2階から階段を通して、下の階が見えるという空間構成。

20090207e

そして使用されている材料がみんなすごくいいのだが、
リビング床のオーストリア産というフローリング材。
色合いといい、木目の美しさといい、すごく気に入ってしまった。
まだ新しく輸入されたばかりで、日本では全く使われていないらしい。

今日はありがとうございました。

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2008年12月21日 (日)

新築住宅の見学会

鈴本早朝寄席が終わり、落語仲間のみなさんにご挨拶して、
御徒町の駅に急いだ。池袋経由で川越へ。
いつもたいへん親しい私の先輩に新築住宅を見せてもらった。

20081221a

スッキリした外観でシャープな線は私の好みなのだけど、
この先輩は、本当は心の内に「やりたい建築」というのをもっていて、
私が「いいですよ~」というと「普通だよ…」って謙遜なさいます。
建築に対する考え方はよく聞かせてもらっているので、
表現の好みとしても実はよく分かっているのだけど、
今回はすごく整理されて、まとまっているという印象か。

20081221b

私的にはこの外壁のガルバリウム鋼板の仕上りが好きで
色もいいし、白い外壁との組み合わせもいいし、
一部木造柱が見えるのも魅力的で、
素材の質感など、鋼板仕上げではすごく深みがあると思う。

20081221c

この2階のリビングがよかった。開放的で明るく。
今日は天気もよかったし、いい日に見せてもらったと思う。
子供部屋にはロフトもあって、すごく楽しそうな印象。
子供たちのスペースについては、ちょっと遊び心が出てるのかな?
今日はありがとうございました。

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2008年9月17日 (水)

管理建築士講習会

今日は管理建築士講習会に出席。
今年の建築士法改正により建築士事務所を管理する
「管理建築士」が資格化、登録制となった。
管理建築士として登録されるには、
指定の講習を受講し、修了考査に合格しなければならない。
朝から、午前中90分、午後210分の講義、
そして最後に60分の試験があって、疲れた…
神奈川県では今日が第1回の講習会で
他県でもまだ終わっていないところがたくさんあると思うので
内容については、ここで報告することはできないのだが、
午前は法律、午後は建築の品質管理について。
これから受験される方で情報収集しようと思っている人も
中にはいるかもしれないけれど、試験問題は
何パターンも用意されているみたいで
問題の内容については、あまり詮索されないように!
むしろまじめに真剣に講習を受けられることをお勧めします。

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2008年5月10日 (土)

新築住宅の見学会

20080510a

今日は新築住宅の見学会で伊勢原まで行ってきた。
昔、設計事務所に勤務していた時代に
一緒に働いていた先輩の設計による住宅作品。
残念ながら雨になってしまったが、外観写真。

20080510b

リビングに螺旋階段がある。
階段の吹抜を中心に内にも外にも開放的な空間。
鉄骨の螺旋階段を取り付ける場合、
木造軸組みの建方工事の段階で最初に固定する。
私も鉄筋コンクリート造の住宅で鉄骨階段を取り付けたが、
そのときはコンクリートの躯体が仕上がってから
寸法に合わせて、階段を工場で製作し、
いくつかに分割して運んできて、現場で溶接して固定した。
実際の寸法で作るので失敗がない。
でもこのように螺旋階段の場合だと
何にもない段階で詳細に準備しておかないといけないので
設計も施工もいろいろ苦労があると思う。
螺旋階段は決して珍しいものではないので
苦労だなんていってもいられないんだけど。

20080510c

この写真でわかるか?わからないんだけど、
1階と鉄骨階段は真白に仕上げられているが、
2階に上がると今度は真赤に塗られた内装。
壁・天井、そして床までもが深紅である。
でもそのくっきりと塗りわけられた鮮やかさは壮観。
ここまで大胆に大見得を切れるのはなかなか!
歌舞伎の隈取りを思い浮かべてしまった。
私は建築に色を極力使わないことにしているので
こういう感じに思い切って塗ってしまうのって、すごいと思う。
センスないことをしてしまったら、すべてが台無しになる。
恐らく一番気を使って、慎重に仕上げたところなのだろう。

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2008年2月15日 (金)

横須賀美術館

今日は三崎マグロを食べようという企画で
三浦半島へ、三崎の漁港に行ったのだが、
午後は横須賀美術館に寄ってきた。
前から一度行こうと思っていたので。
山本理顕さんの設計による美術館である。
たしか昨年オープンしたのではないかと?

20080215a

写真はエントランス周辺でガラスの透明感が印象的。
道路からアクセスするとまず視界に入るのは
「ガラスの建物」というイメージで軽快である。

話題の建築で素晴らしいとは聞いていたが、
実際に行ってみると本当に思った以上の感動で驚いた。
久しぶりにいい建築に出会った充実感。
展示空間も魅力的で、最初に地下に下りて
周遊するストーリー性も見事な演出だと思う。

20080215b_2

ぜひ屋上に上がってみるといいと思う。
前に海が広がり、後ろを山に囲まれて、敷地もいい場所だ。
建築としての存在もしっかり感じるのだけれど、
風景を邪魔しない、地形に溶けこんだ計画も好きである。

20080215c

私が一番気に入ったのは、展示室の曲面の天井。
天井が恐ろしく高いのだが、上が優しい曲線を描いていて、
壁が消えていくこの空間の印象がすごく心地よかった。
その空間をどのように創り出しているのか
というのが、この写真である。

理顕さんは1980年代とか、90年代前半にかけてか?
昔はアーチ型天井や鉄板やテントなどの曲面の屋根をかぶせたり、
そういう作品が多くて、作風になっていたりもしたのだが、
近年は四角い箱で直線が主張している建築が目立っていたので
今回のこの曲面の利用には、すごく新鮮なものを感じる。

20080215d

少し離れた位置から見ると全体像がわかるが、
白い曲面の展示空間をガラスの箱が包み込んでおり、
トップライトの演出効果はこのガラス箱によるものである。

ぜひまた行きたいと思った。
こんな気持ちにしてくれる建築は久しぶりで
近年の作品では、一番のお気に入りになるかもしれない。
横須賀から観音崎を目指していくとすぐに見つかると思うので、
ぜひみなさんも訪ねてみてください。
常設展示の谷内六郎館もすごくいい。

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2008年1月 6日 (日)

地区センターの見学会

今日は東京へ。江戸川区に行ってきた。
設計事務所に勤務していた時代の先輩の設計による
地域のコミュニティセンターの見学会。
今月末のオープンを控えて、今日は建築関係者にお披露目。

20080106a

四角い建物でコンクリート打放しというと
私は異常に興奮をおぼえるので、好きなタイプの建築である!
写真は2階へ階段を上っていく際の光景。
まだ新しくコンクリートが黒光りしている。

20080106b_2

四角い空間の中に丸がモチーフになっていて、
円形の開口部からの採光が建築のイメージを創っている。
写真は卓球などができる運動室。

20080106c

他の先輩方もみんな来て、夕方暗くなるまで歓談。
天気もよかったので、きれいな写真が撮れた。

20080106d

夕日を浴びたコンクリート打放し!大好きである。
夜は新年会。楽しかった。

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2007年12月23日 (日)

先輩の新築住宅内覧会

今日は先輩の建築家の新築住宅内覧会。
代々木上原に行ってきた。
いつも仲良くしてくださっている別の先輩と一緒に。

20071223a

その後は、代々木上原って、何かなかったっけ?
ということで日が暮れるまで散歩して、
槇文彦設計による東京キリストの教会。
でも結構遠くて、ずいぶん歩いてしまった。
すでに暗くなりかけて…日は沈んでいるのかも。
向かいには長谷川逸子の設計によるビルもある。

20071223b

その後さらに足をのばして、渋谷へ。
忘年会。楽しかった。

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2007年10月12日 (金)

黒川紀章 死去

建築家の黒川紀章、死去のニュースが流れた。
12日の朝、心不全のため。73歳。
黒川紀章といえば、やっぱり1970年代。
ニュースでも中銀カプセルタワービルが紹介されたが、
学生のとき、もちろん見に行ったけれど、
これぞメタボリズム。時代を映し出している。
福田康夫首相も「共生」という言葉を頻繁に使っているが、
「共生」といえば、黒川紀章の「共生の思想」である。
その後はガラスの円錐形を多用して、
1970年代のパワーはないのかな?って思っていたが、
昨年、六本木に国立新美術館が完成して、
ちょっと脚光を浴びて、今思えばよかったのだろう。
でもそこでつかんだ勢いをすべて選挙に向けてしまったのは、
正直いえば、私は残念に思う。
建築家は最後まで建築家であってほしかった。

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2007年3月25日 (日)

見学会で埼玉へ!

いつも親しくしていただいている先輩の新築見学会で今日は埼玉へ。
幼稚園の付属施設で相談室などを備えた木造の建物である。
施設の性格もあるのか、優しく暖かみのある建築のようにも思えた。

20070325a

外観を中心に独特の装飾を駆使したデザインを見ることができて、
材料を加工してそれらが納まってくるという点では、
職人の手仕事と深くつながっている部分でもあり、
細部にまでこだわりに満ちている。

20070325b

相談室への入口付近。
すごくきれいに仕上がっている部分と
きれいすぎるとかえって、親しみに欠けることもあるのだが、
ここでは全くそういうことがなくて、柔らかい印象が心地よい。
素材に対する意識なのかもしれないけれど、
私もこういう感じの空間が好きなので、すごく落ち着く。

20070325c

相談室の天井付近でガラスがきれいに納まっている。
切妻屋根の形に合わせて、天井も曲線を描いていたり、
そういうところで空間に豊かさが出てくるのだろう。
一般的な四角い部屋というのではなくって、
廊下への開口部を通して、天井が一体に連続していたり、
その反対側には、庭をのぞむ開放的な窓が大きく開いていて、
閉塞感がないので、きっとここならば、
居心地よく、ゆっくりと時間を過ごせるはずである。

自分も建築を創っていて、
見せていただくと「こういうやり方があるのだ」という
いろいろ発見もあって、勉強になるのだが、
今日は楽しかった。ありがとうございました。

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2006年12月21日 (木)

現場、伊東豊雄そしてGAへ

20061221

今日は午前中、新宿のマンション304号室の改装工事の現場に行って、
内装の解体状況をみて、大工さんと工事の今後について話してきた。
午後は初台のオペラシティにまで足をのばして「伊東豊雄」展に。
この展覧会、話題になっているが、非常に面白かった。
岐阜県各務原市の市営斎場「瞑想の森」、
雑誌に発表されてから、私の大好きな作品だが、
コンクリートの型枠と鉄筋が原寸で展示されていて、
実際に現場で使用された型枠ベニヤが復元されて、
じっくり眺めてしまった。工事の様子もビデオ上映されている。
この展覧会は、おすすめである。
24日(日)までなので、もうあまり時間がないのだが、関心ある方はぜひ。
その後代々木へ移動して、GAギャラリーに。
「GA JAPAN 2006」の展示であり、
磯崎新、原広司、伊東豊雄、山本理顕、妹島和世、…
いまの流行か、抽象的な模型ばかりであまりぴんと来ない。
リアリティあふれていた「伊東豊雄」展とは、ギャップが大きい。
ギャラ間の「千葉学」展はまだ当分の間やっているので、
新年になってからまた行きたいと思う。

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2006年10月10日 (火)

東京建築散歩20061009

昨日の東京建築散歩の後編。

20061010a

MIKIMOTO Ginza 2(伊東豊雄)

ミキモトに寄ってみた。
以前に来たとき
は、昼間明るいときだったので、
夕方だと表情が変わって、興味深い。

20061010b

数寄屋橋交差点まで来ると、
エルメス(レンゾ・ピアノ)から光がもれていて、
いい感じなので、写真を撮ってみた。
こちらも夕方から夜の建築である。

20061010c

近寄ってみて、ガラスブロックの表情はこんな感じ。
贅沢。さすがにここまでやるととにかくすごい。

岸和郎が内装を担当したという
ライカ銀座店に行ってみたのだが、
残念ながら催し中で入ることはできなかった。
またいずれ寄ってみたい。

20061010d

ふたたび戻ってミキモト。執念深いか?
さらに時間は経過して、夜景である。

20061010e

ミキモトも夕方から夜の方が面白い。
って、私は思う。

20061010f

有楽町に来ているので、
東京国際フォーラム(ラファエル・ヴィニオリ)に寄って、
夜の写真を撮ってみた。
ガラス棟を下から見上げる。

20061010g

ガラス棟を上るとこんな感じ。
私は何度も上っているが、相変わらず人がいない。

20061010h

上に行ったときの空間の広がり、
構造の迫力はすごいものがある。
見晴らしもいいし、ここはおすすめ!
でも高所恐怖症の人には向かない。

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2006年10月 9日 (月)

東京建築散歩20061009

同じ設計事務所出身の先輩と
東京へ建築見学に行ってきた。

20061009a

八丁堀中條不燃木ビル(石井和紘)

先月の新建築に発表された作品。
師の設計による最新作なので、
見ておかなければと早速行ってみたのだが、感想は難しい。
石井さんの近年の建築における取り組み、
CO2問題を考えるとき、建築に木材を積極的に活用すべき、
という強い使命感、それはよく知っているが、
現在の私には、そういった発想が欠落しているので、
正直なところ、うまいコメントは見つからない。
中央区八丁堀という都会のど真ん中で、
鉄骨造の建物を木材(不燃処理済)でくるむなんてアイデア、
とても出てくるものではないのである。

宝町まで歩いて、都営浅草線で浅草へ。

20061009b

東京消防庁日本堤消防署二天門出張所庁舎(難波和彦)

浅草寺の真横である。
二天門に面して、何てすごい敷地だ!

20061009c

難波さんらしい作品。
鉄製ルーバーで覆われている。

20061009d

浅草寺に久しぶりに来た。
祝日なので、すごい人出。

20061009e

雷門。
外人が多い。さすがに浅草。

銀座線で銀座へ移動。

伊東豊雄のミキモトの近くで
変わった建築発見!
カフェがあり、お茶しよう!(休憩)ということで
中に入ってみる。

20061009f_1

SPAZIO BRERA GINZA
建物を紹介するパンフレットが置いてあって、
そうしたら黒川紀章の設計だった。

20061009g_1

22本の列柱が天井の一点に集まる構造、
ということで最上階の10階に行ってみた。
面白い。楽しかった。銀座1丁目。

つづく

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2006年8月25日 (金)

東京建築散歩

20060825a

今日は、設計事務所に勤めていた時代の先輩と
さらに大先輩の照井信三さんの設計による
レイカズン本社ビルを見に行ってきた。
ガラスに面して配置された蛇腹のような折り曲げ鉄板が
構造体を形成しており、こういう発想って、
私の中には存在しないものなので、
たいへん興味深く、不思議な気持ちになる。

20060825b

少し歩いて外苑西通りに出ると
東孝光の設計による有名な「塔の家」がある。
何度見ても素晴らしい。感動する。
時代の流れを越えて、偉大な作品である。
通るたびについ写真を撮りたくなる。

20060825c

それから何となく裏通りに入ったら、
ビックリ!たまたまの偶然なのだが、
妹島和世の設計による「小さな家」を見つけてしまった。
意外な出会いがあって、驚きであった。

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2006年7月16日 (日)

篠原一男 死去

昨日はギャラ間のスティーヴン・ホール展に行って、
いつも親しくしていただいている先輩と会場で待ち合わせ、
その後、赤坂見附まで散歩して、飲んできたのだが、
青山一丁目から赤坂見附に至る懐かしい場所を歩いて、
話も楽しく盛り上がったのである。
いろいろと話したのだが、仕事のこと、建築のこと、…
もちろんまじめに建築談義しているのだけれど(笑)
たまたま話の流れの中でふと「篠原一男」のことが話題に出て、
虫の知らせだったのか?今朝の朝刊を見てびっくり、
昨日篠原一男が亡くなった。81歳だそうである。
以前に松本にある浮世絵美術館に行ったことがあって、
大胆に幾何学的なモチーフを取り入れて、
荒々しくもきりりと引き締まった空間に感動したことを思い出す。

スティーヴン・ホール展に行くということで
昨日は一応「勉強」で出かけたのだが、
今日、明日は、仕事をするぞ!
世間は三連休のようだけど、最近仕事があまりはかどっていないので、
世の中、静かなうちに少しでも進めておかないと…。

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2006年5月 8日 (月)

ハウスメーカーのトラブル

少し前の話になるが、友達からメールが来て、

友人がハウスメーカーで新築していますが、
引渡し前にトラブルでもめています。
助けてあげてください。

という内容で、そのご本人から連絡が来て、詳しくお話を聞いて、
設計段階、施工段階でどういう問題があったのか?
また今後どういう方法で交渉を進めたらいいのか?
つまり問題点を整理して、指摘して、そこを責めるということになるが、
とにかく私の可能な範囲であらゆるアドバイスをして差し上げた。

そこでいろいろ感じることである。
なぜもめるのか?
それは人と人とがひとつのことを成し遂げようとしているからである。
人と人、その両者がうまくあえば、取り組みもまたうまくいくであろう。
しかし他人と他人で、無理して一緒に努力していることだって
少なくないのだから、そういうときは、決してうまくいかない。
失敗することもある。だからもめる。
ハウスメーカーや大手のリフォーム会社も同様だが、
まず「大手だから、きっと大丈夫。安心。」という考えは捨てた方がいい。
というのは、結局は担当者といかなる付き合いをするかで
どこまで質を高められるかが決まるからである。
担当者は会社の社員であるが、その前にひとりの人間だ。
人間性の問題。性格が合う、合わない。
その人とちゃんと会話ができているのか?
気持ちが通じているのか?などなど。
そしてもっと現実的なことに触れれば、
その担当者が、社内でどれほどの権限をもっているのか?
言わずとも実によく融通を利かせてくれる人もいれば、
全く気の利かない人で、こちらが言っても、
全然それに応えてくれないという人もいるであろう。
「会社が有名だから大丈夫」というのは、やめた方がいい。
有名な会社であっても、自分の目の前にいる人を見てください!
よく吟味して、その人のことを信じられるのか?仕事を任せられるのか?
というのをよく考えた方がいいと思います。

我々のような設計事務所の場合、
最初から完全に人と人という関係の中で仕事を進めていくので、
人間関係がうまくいってなかったら、それは絶対にうまくいかない。
というよりも、仕事自体がはじまらないのである。
すべては信頼関係であり、信頼できなかったら仕事は成立しない。
しかし一方で、ハウスメーカーのような企業が相手だと、
会社だからというので、成立してしまう。話が進んでしまう。
それは「いざとなれば保証してくれるだろう」という思い込みであり、
しかし実際の社会では、うまくいかないこともあるのだから、
それが原因となって、トラブルが多々発生する。
とにかく私が思うのは、「建築は人間関係」であり、人をよく見てほしい。
そのためにもよく話し合い、心を通わせ、信頼を築くのである。
それから「いえづくり」「建築づくり」をはじめてほしいと思うのである。

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2006年5月 5日 (金)

東京建築散歩20060503

5/3に見てきた建築のつづきで
原宿から表参道方面に向かう。
安藤忠雄の表参道ヒルズも行ってきたが、
とにかくすごい人であり、とりあえず覗いて、
写真は撮らなかった。

20060503e

伊東豊雄の「TOD’S 表参道」

20060503f

表参道の交差点まで来て、
隈研吾の「ONE 表参道」

表参道交差点から根津美術館方面に向かう。

20060503g

Herzog & de Meuron の「PRADA BOUTIQUE AOYAMA」
最近、PRADAに隣接してできたばかりの
光井純「ザ ジュエルズ オブ アオヤマ」から見た写真。

安藤忠雄の「COLLENZIONE」の前を通る。
学生時代から何度となく立ち寄っている。
写真はすでにたくさん撮っているので、今日はなし。

再び表参道に戻り、銀座線で銀座へ。
Apple Store Ginzaでちょっと遊んでから有楽町方面へ

20060503h

今年はじめに発表された
伊東豊雄「MIKIMOTO Ginza 2」
去年、ここに来たときは、まだ現場だったけど、
今回は見ることができた。

歩き疲れたのと喉が渇いたので、
国際フォーラムに行ったところ、そういえば!
「熱狂の日」音楽祭2006で大盛り上がりだった。
ならば、せっかく来たので、聞いていこうと思ったが、
チケットは夜遅い最後の公演以外、すべて「SOLD OUT」。
ここもまたすごい人出である。この活気!まさに「熱狂」。
有楽町の韓国料理で晩御飯&酒を楽しんだ後、帰ってきた。

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2006年5月 4日 (木)

東京建築散歩20060503

昨日は映画「マイ・アーキテクト」を観た後、
建築を見つつ、東京をぶらぶらしてきた。
何度か足を運んでいる作品もあるが、
天気もよかったので、写真を撮ってきた。

20060503a

映画「マイ・アーキテクト」が上映されている
北山恒の「Q-AX」である。
エントランス上部のスチール製スクリーン

20060503b

渋谷から原宿方面に歩いて、
安藤忠雄の「hhstyle.com/casa」
施工があまりにも見事であり、
調べてみたところ、竹中工務店であった。

20060503c

もう少し歩くと最近発表されたばかりの
坂本一成の「QUICO 神宮前」

20060503d

そして妹島和世+西沢立衛による「Dior 表参道」
この辺まで来るとすごい人出である。さすが連休。

つづく

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2006年4月22日 (土)

1973.4.22 と 2006.4.22 のこと

20060422

今日4月22日は私の誕生日である。
33歳になってしました。早い…。早すぎる…。
あんまりうれしくないよね。
誰が祝ってくれるというわけでもないし。
でも夜は、我が家は両親と私の3人ですが、
少し前に友人が送ってくれた
山梨の赤ワインを開けさせてもらいました。
おいしかったです。ありがとう!

1973年4月22日の話。33年前の今日である。
シュトゥットガルトの歌劇場に登場していたのがカルロス・クライバー。
指揮したのが楽劇「トリスタンとイゾルデ」である。
この録音を見つけたとき、何だか無性にうれしくなってしまって、
喜んで早速にCDを買ってきた。
私が生まれた日の夜、クライバーは、
「トリスタンとイゾルデ」を指揮していた。興奮します。
って、興味ない人にとっては、「はぁ~」って感じだと思いますが。
私のこのワーグナー狂は、ここに原因があるのか?ないない。
それでその録音ですが、これがまた、とんでもなくひどい音。
ノイズ、もちろんモノラルだけど、こもった音、…、
クライバーのこの手のライブ音源には慣れているつもりで、
最悪でもないかも…、でもかなり厳しい音質、ひどい、
ということで、決してお薦めはできません。
クライバーの指揮や演奏という点では、
もちろん果てしなく感動的な「トリスタンとイゾルデ」です。
やはりクライバー、そこは素晴らしい。
でも普通の人にとっては、持っていなくても全く困らない。
私にとっては、1973年4月22日ということで、
宝物のように大切にしているのである。
何だか、変な話。

それで今日2006年4月22日の話。
父の友人の息子さんが新築マンションを買われたそうで、
引渡し前の施主立会いの検査に一緒に行ってくれと頼まれていた。
この時期なので、構造の安全証明みたいな書類は、
わざわざ改めて提示されていたようだし、
施工も有名大手ゼネコンで、耐震偽装はないと思うけど。

工事はすでに完了しているので、
そこで詳しく見ても、結局は表面上の問題になってしまって、
細かい傷や汚れを指摘しだすときりがないし、
一方でそういうものは、住み始めると自然につくものなので、
あまり神経質になっても、どうかと思うのである。
今は引き渡し前なので、傷があったら、
施工者(建設会社)の責任だ!といえばいいのだが、
しかし住んでいて、自分でつけてしまった傷は、
自分自身を責めなくてはならなくなってしまう。
傷を見るたびに自分や家族を責めているようでは辛いじゃないか。
ある程度、寛容な気持ちになって、
仕方ないと思えるようでなくてはならないと思う。

照明の取り付けが、ちょうどクロスの継ぎ目にあたっていて、
クロスが少しだけ浮き上がっていたのだが、
掃除のときに注意した方が今後のためにいいのかなと思って指摘したところ、
そうしたら、家族や親戚を総動員して部屋中の粗探しがはじまってしまった。
あっという間に百ヶ所以上の指摘が見つかって、
大きな問題ではないので、本当に細かい指摘ばかりなのだが、
ゼネコンの工事担当の人が来て、
「確認したんですが…」と繰り返して、困っていた。
笑っちゃうけど、自分が工事監理をするときのことを考えると、
これは冷や汗ものである。
無事に終了した。

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